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サイバー攻撃やセキュリティ対策効果を実際に体験できる施設

セキュリティアリーナ内のイメージ

 日本情報通信株式会社は16日、企業や団体の環境を想定し、サイバー攻撃やセキュリティ対策の効果などを体験できる施設「NI+Cセキュリティアリーナ」を開設した。事前予約制で料金は無料だが、企業や団体などからの申し込みに限る。

 NI+Cセキュリティアリーナは、企業や団体を想定した模擬環境において、被害者側/攻撃者側の両方の目線でサイバー攻撃やセキュリティ被害を体験できるとともに、各種対策ツールやソリューションの効果を確認できる施設。メール添付ファイルを用いたランサムウェア攻撃や、公開Webサーバーの脆弱性を突いた攻撃など、さまざまな攻撃とソリューションを体験できるという。

 昨今、企業や団体に対するサイバー攻撃が高度化/巧妙化し、サプライチェーンや海外拠点への攻撃も増える中で、模擬環境で実際に攻撃や対策を体験することで、必要かつ有効な対策を見極め、検討を促進できるとしている。