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Radeon RX 6000シリーズの破損相次ぐ。共通点は最新ドライバ

 ドイツの電子機器修理業者Krisfixは、Radeon RX 6000シリーズ搭載のビデオカードにおいて、似たようなカードの損傷が短期間に数十枚のカードで確認されたとして、動画を公開している。

 説明によれば、約3週間で受け取ったRadeon RX 6800とRX 6900シリーズの故障カード計61枚のうち、48枚でGPUが破損しており、さらに共通の症状としてSOCレール、メモリレール、メモリコントローラレールがショートしている状態だったという。こういった状況は異常で、初めてのケースだったとしている。

 また、各ユーザーに対して使用環境などを問い合わせたところ、用途や負荷などはばらばらだったが、唯一の共通点は2022年12月公開の最新ドライバ「Adrenalin 22.11.2」を適用していることだったという。

 現時点では情報が足りず、ドライバが原因だとは言えないものの、非常に深刻な問題にもなり得るため、調査に向けた情報収集の意味も含めて動画の公開に至ったとしている。

 あわせてFacebook上では、同様の症状で破損したGPUの写真も公開している。

Are AMD cards dying after a driver update?