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Instagram、不正アクセスを受けた場合のサポートを追加

サポートページ

 米Metaは15日(米国時間)、写真共有SNS「Instagram」において、アカウントが不正アクセスを受けたなどの理由でログインできない場合の追加サポートとして、サポートページの運用を開始した。

 同ページではログインができない原因(不正アクセスされた、パスワードを忘れた、なりすましにあったなど)を選択でき、それぞれの原因にあわせたサポートを受けることができるという。

 同社はこれまで、Instagramアカウントのセキュリティ対策として、強力なパスワードや2段階認証の使用を呼びかけたり、セキュリティ診断機能を用意したりしている。また、ログインできない場合の回復機能として、友人を2人選択して自分の身元を確認してもらう機能なども用意する。

友人2人に身元確認をリクエストする機能

 このほか、Instagramでは不正アクセスを未然に防止する方法もテストしており、コミュニティガイドラインに違反する悪意のあるアカウント(なりすまし含む)を自動削除するシステムや、なりすましが疑われるアカウントからフォローリクエストが来た場合に警告が表示される機能を導入する。

同社は今後数カ月以内になりすましアカウントからのDMに対しても警告が表示されるようにするという

 また、認証済みアカウントの信頼性向上も図っており、認証済みバッジがプロフィール欄だけでなく、ストーリーやDM、フィードといったさまざまな場所で表示されるようになる。

認証済みバッジがさまざまな場所で表示されるように