ニュース
ついにももち撃破!Shutoの大覚醒が止まらない!ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 第9節 Day2レポート
2022年11月9日 13:59
後半節に入ってから波乱が続く「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022(以下SFL 2022)」。本日第9節 Day2の1試合目は広島 TEAM iXA VS Good 8 Squad、2試合目が忍ism Gaming VS Saishunkan Sol 熊本。実況は大和周平氏、解説はハメコ。氏。
本日のポイントは第2試合、Saishunkan Sol 熊本と忍ism Gamingの一戦だろう。第9節 Day1終了時点の暫定順位において、忍ism Gamingは現在3位で4位の魚群とのポイント差が僅か5ポイント、また2位の名古屋OJA BODY STAR Mildomとのポイント差は10ポイント、トップのGood 8 Squadとは30ポイントで、本日のスコア次第でかなりの順位変動が見込まれるからだ。
一方、Saishunkan Sol 熊本は現在6位で、こちらは5位のv6プラス FAV gamingとのポイント差が25ポイントのため、ここでポイントを稼ぐことで、再びプレイオフのボーダーライン、5位に浮上できる可能性がある。両チームにとって重要な一戦であるので、ここをどう戦い抜くかはかなりの注目ポイントと言えるだろう。
ということで早速第9節 Day2の様子をレポートしていこう。なお、今回も配信内容については、アーカイブが公開されており、後からでも自由に閲覧できる。また、本文中の選手名については敬称を略している。
広島 TEAM iXA悲願の初勝利なるか?立ちはだかるはぷげらバイソン
1試合目はホームが広島 TEAM iXAで、出場メンバーはストーム久保、ガンファイト、稲葉、クラッシャー。対するアウェイはGood 8 Squadで、出場メンバーはガチくん、ぷげら、カワノ、どぐら。
アウェイとなるGood 8 Squadの事前オーダーは先鋒がどぐらのベガ、中堅がガチくんのラシード、大将はぷげらのバイソン、待機選手はカワノ。このオーダーを受けてホーム側、広島 TEAM iXAの先鋒はストーム久保のアビゲイルが立ちはだかる。
先鋒戦の意気込みを聞かれたどぐらは「久保のアビ(アビゲイル)かなっていうのは踏まえて、全キャラ結構万遍なくはやったんすけど、まぁ久保と大会当たるん、結構久しぶりなんで、まぁまぁ、どう転ぶかって感じですかね、頑張ります」とネタなしの真剣コメントを返した。対するストーム久保はただ一言「最強」とのみコメント。解説席だけでなくチームメンバー含めてほとんど誰も聞き取れないまま終了してしまう展開となった。
ストーム久保アビゲイルとどぐらベガの先鋒戦。ストーム久保アビゲイルはVトリガーII/VスキルI、どぐらベガはVトリガーII/VスキルII。
1戦目1ラウンドは一進一退の攻防をストーム久保アビゲイルが攻め切って先制。2ラウンドはどぐらベガが取り返す。3ラウンドもどぐらベガが攻め切って連勝で1本を先取。
2戦目1ラウンドはどぐらベガが冷静な対応で時間をじっくり使って先制。2ラウンドもどぐらベガのうまい立ち回りで攻め切り、最後は離れた場所でジャンプしたストーム久保アビゲイルに対して、サイコクラッシャーを対空で使って攻め切って勝利して2本連取。先鋒戦をどぐらベガが勝利した。
どぐらベガの先鋒戦勝利により、Good 8 Squadが10ポイントを先制した。
続く中堅戦はガチくんのラシードに対して、稲葉のベガが挑む。意気込みを聞くと、ガチくんは「アウェイで点を取るのはもちろんなんですが、ベガ戦はチームメイトのどぐらさんもいますし、かなりいろんなベガの方とやってきたんで、その結果をしっかり出したいと思います」とコメント。対する稲葉は「ガチくんというか、ラシードには行くっていうのは決まってたんで、ラシード戦は結構やってきました。チームのためにも、結構対策に付き合ってくれたナオキのためにも頑張りたいと思います」とした。ここでハメコ。氏からは「ナオキというのはね、もけ選手のことですね、多分ね」と補足コメントが入れられた。
稲葉ベガとガチくんラシードの中堅戦。稲葉ベガはVトリガーII/VスキルI、ガチくんラシードはVトリガーII/VスキルI。
1戦目1ラウンドは稲葉ベガが先制。2ラウンドはガチくんラシードがクリティカルアーツ「アルタイル」をリーサルで決めて取り返す。3ラウンドはギリギリの攻防にて密着の読み合いを通した稲葉ベガが勝利。1本を稲葉ベガが先取した。
2戦目1ラウンドはきっちり反撃を決めて稲葉ベガが先制。2ラウンドはガチくんラシードの猛攻が決まって取り返す。3ラウンドもガチくんラシードが攻めきって連勝で勝利。1本を取り返す展開となった。
インターバルを挟んでの最終3戦目、1ラウンドは稲葉ベガが攻め切って先制。2ラウンドは攻められながらも反撃を見せてここを取り返す互角の勝負を見せる。
フルカウントで迎えた3ラウンドはガチくんラシード優位で展開、スタン直前まで追い込まれるも、ここを投げを決めて脱出、逆に画面端にガチくんラシードを追い詰めての猛攻を見せて、攻め切った稲葉ベガが勝利。ギリギリの接戦となった中堅戦を稲葉ベガが勝利した。
稲葉ベガの勝利により、広島 TEAM iXAが10ポイントを取り返す形となった。
大将戦はぷげらのバイソンに対してクラッシャーのバーディーが挑む。意気込みについて聞かれたぷげらは「僕には、クラッシャーさんの動きが関節、骨格レベルで透けて見えてるので、それらが対応できない“絶対死角を狙うことで、クラッシャーさんは反応することすらできないと思います」と真顔でコメント。これには解説席も回答に困り、思わずなるほど、頑張ってくださいと返したところで、こちらも思わずどぐらから「なるほど、じゃねぇ」とツッコミが入る。
これにハメコ。氏は「そんなすごい技能があるんだったら、医者になった方がいいんじゃないか、その能力を活かして。突っ込むとすれば。絶対医者になった方がいいと思うな、一目見るだけで、体の不調わかっちゃう」とマジレスを入れる。これには大和氏も「とんでもないユニークスキルを持ってるぷげらさん」とか「なんで今まで出してないんだよ」とツッコミ入れ放題だ。一方で最後にハメコ。氏は「いや、でもいいですね。先鋒のどぐら選手が普通だったんで、やっぱ安心しましたね」とまとめた。
これに対してクラッシャーは「稲葉くんがめちゃくちゃ頑張って勝ってくれたんで、次の試合勝って勢いつけたいと思います」とシンプルなコメント。
なお、ぷげらのセリフは週刊少年ジャンプにて1999年から連載を開始した異次元レベルのツッコミ不在テニスギャグ漫画「テニスの王子様」に登場するキャラクターの1人、跡部さまが放つ必殺技の1つ「跡部王国」に関連する。この必殺技はぷげらのセリフそのまま、相手の骨まで透けて見える眼力技である。この技により骨の構造上、相手が絶対打てない絶対死角を見つけることができるようだ。
ちなみに解説ハメコ。氏によると、両者の対戦は直近で「ワールドウォーリアー」にて行なわれてあり、そこではクラッシャーバーディーが勝っているとのこと。
ということで、クラッシャーバーディーとぷげらバイソンの大将戦。クラッシャーバーディーはVトリガーII/VスキルII、ぷげらバイソンはVトリガーI/VスキルI。
1戦目はぷげらバイソンの立ち回りが見事で、ダッシュストレート(ダスト)がとにかく決まる展開が続き、連勝で1本を先制。
2戦目1ラウンドはぷげらバイソンが攻め切って先制。2ラウンドはクラッシャーバーディーが取り返す。しかし3ラウンドは再びぷげらバイソンの猛攻が決まって2本連取となった。
3戦目1ラウンドはクラッシャーバーディーの猛攻でダメージを受けても後半の猛攻で一気に取り返す攻め展開でぷげらバイソンが先制。2ラウンドはクラッシャーバーディーの猛攻でここを取り返す。3ラウンドはぷげらバイソンが中央での立ち回りで有利に立ち、猛攻を見せて勝利。1本も落とす事なく、3本連取で大将戦をぷげらバイソンが制した。恐らくぷげらの目にはクラッシャーバーディーの関節や骨格が見えていたのだろう。
大将戦のぷげらバイソンの勝利により、ホームのGood 8 Squadが30-10で勝利した。
試合終了後はGood 8 Squadへのインタビューが行なわれた。先ずは大将戦で勝利したぷげらは「前回初めてチームとして負けを期してしまって、負けを期しただけじゃなくて、ちょっと獲得点数が下がったりしてたので、どうやって盛り返したらいいのかなっていうのをあれこれ考えながら……で、先日ちょっとキャラバンであの応援してくださってる方々ともお会いして、やっぱりこのGood 8 Squadはひっくり返しても、名古屋(OJA BODY STAR Mildom)とかFAV(v6プラス FAV gaming)ではないわけで、まぁ、いわゆる大根? まぁ0に戻るっていうところで、今回臨めたのはでかかったのかなと思います」とした。……大根?
本日待機だったカワノは「やっぱ広島 TEAM iXAと当たるってなって。結構広島 TEAM iXAって、オロとかアレックスとか言うなれば、ちょっと人口が少なくて、対策しづらいキャラを使っているチームなんですが」とした後、「うちのチームには、そのキャラを使っている変人がなぜか2人いたんで、そこら辺の対策に困らなかったのも、少しは勝利に繋がったのかなと思います」とコメント。
これについて補足するとオロやアレックスはカワノが自身の配信で遊んでいる時によく使用しているほか、アレックスについてはどぐらもストレス解消で遊ぶ時に使って楽しんでいることが多い。
変人というワードに敏感に反応したハメコ。氏は「うん、変人のおかげで対策ができた……ちょっと待って、オロとアレックス使いみんなに対してこれケンカを売ってるんじゃない?」とツッコミ。
先鋒戦で見事勝利したどぐらに話を聞くと「カワノも言った通り、やっぱりレアキャラへの対策っていうのがすごいiXA(広島 TEAM iXA)戦は必須だなっていうのがあって、最近あんまやってないなみたいなキャラの対策をここ数日みきっとやったんですけど、やっぱそういうキャラと対戦していて思うのが、数やればやるほど、しんどくなっていくだろうな、相手がっていうのをやっぱ感じてて。だからこそやっぱ大会ね、こういう2先、3先のルールだと、あんま見ないキャラが勝った時、やっぱすごい輝くっていうか、みんな喜ぶんだろうな、というのもより思いましたね」とした。今日は終始真剣なコメントだ。
最後はリーダーのガチくんに話を聞くと「いや、僕が取ればね、40だったんすけど、ちょっともったいないことしたなとは思ったんですが、チームが勝ってくれてよかったです。次のDetonatioN(コミュファDetonatioN)がまたアウェイなんで、このアウェイアウェイでしっかり点取れれば、結構1位もしっかりと、そのうちの位置も 確かなものになってくるんじゃないかなと思うんで、次のDNG(コミュファDetonatioN)戦も頑張りたいと思います」として、インタビューを締めくくった。
アウェイのSaishunkan Sol 熊本が勝利
2試合目はホームが忍ism Gamingで、出場メンバーはももち、藤村、ヤマグチ、ジョニィ。対するアウェイはSaishunkan Sol 熊本で、出場メンバーはネモ、ひぐち、Shuto、YHC-餅。
アウェイとなるSaishunkan Sol 熊本の事前オーダーは先鋒がひぐちのガイル、中堅がYHC-餅のダルシム、大将はShutoのユリアン、待機選手はネモとなった。このオーダーを受け、ホーム側、忍ism Gamingからは先鋒として、ヤマグチのルークが登場する。
先鋒戦の意気込みを聞かれたひぐちは「ヤマグチとはすごい昔から知ってる仲だし、同い年ってこともあって、すごい仲いいんですけど、こういう大きな舞台で戦えるっていうのはすごい楽しみですね。それと同時にちょっと負けられないなって思ってるんで、頑張って勝ちたいと思います」とコメント。
このコメントを聞いたハメコ。氏は「ひぐち選手はね、相手を呼び捨てにするって多分ないんですよ。ヤマグチにはってところがそれだけで結構エモいなと」とひぐちがヤマグチを呼び捨てにしたところでテンションを上げるハメコ。氏。
対するヤマグチは「ひぐちくんとこういう舞台で戦えるのは結構もう残りわずかだと思うんで、ちょっと今回は噛みしめながら勝ちたいと思います」といつもの素直なコメントを返した。
ヤマグチルークとひぐちガイルの先鋒戦。ヤマグチルークはVトリガーI/VスキルI、ひぐちガイルはVトリガーI/VスキルII。
1戦目1ラウンドは時間をじっくり使った攻防が展開。時間ギリギリでひぐちガイルが攻め切って先制。2ラウンドはヤマグチルークの猛攻が決まってここを取り返す。3ラウンドはギリギリのタイミングでヤマグチルークが新たなガイル対策を見せ、ここでヤマグチルークが勝利して1本を先制した。
2戦目1ラウンドはひぐちガイルが先制、2ラウンドはヤマグチルークが取り返す。3ラウンドはヤマグチルークが局所的な読み合いで読み勝ち、ミスをしながらもクリティカルアーツ「イレイザー」で削って攻め切り、ここを勝利。ヤマグチルークが2本連取で先鋒戦を勝利した。
ヤマグチルークの勝利により、忍ism Gamingが10ポイントを先制した。
続く中堅戦はYHC-餅のダルシムに対して、勝率100%男のジョニィがGで登場。意気込みを聞かれたYHC-餅は「G戦はすごい圧がかかる戦いなんで、それに負けないように冷静に捌ききるっていう。ちゃんとやってきたんで、それができるように頑張ります」とコメント。
対するはジョニィは「今んとこ、チーム的にも個人的にもすごい調子がいいっていうので、なんでその個人の調子がいいんだろうなっていうのを考えた時に、対戦相手が大体こう目星がつけられて、人読みがすごいできてるっていうのがあって、多分自分が人読みとかはすごい得意なんだろうなっていうのを感じてて、今回もちゃんと餅ノート作ってきたんで対策内容をしっかり出して勝ちたいと思います」とした。
ジョニィGとYHC-餅ダルシムの中堅戦。ジョニィGはVトリガーI/VスキルI、YHC-餅ダルシムはVトリガーI/VスキルI。
1戦目は1ラウンドをYHC-餅ダルシムが先制、2ラウンドはジョニィGが連携でここを取り返す。3ラウンドは五分の燃やしあいが展開し、ジョニィGのクリティカルアーツ「パンゲアバースト」発動もこれが不発、反撃のYHC-餅ダルシムによるクリティカルアーツ「ヨガサンバースト」がリーサルとなりここを勝利。YHC-餅ダルシムが1本先取となった。
2戦目1ラウンドはYHC-餅ダルシムが一方的な連携で攻め切って先制。2ラウンドはゲージが貯まったジョニィGの猛攻が展開、Vトリガー「マキシマムプレジデント」発動からの猛攻がうまく決まって取り返す。3ラウンドはYHC-餅ダルシムの立ち回りが見事で、そのまま勝利し2本連取で中堅戦を制した。
なお、ジョニィは本日の敗退で全勝記録がストップとなり、これによりSFL 2022では全勝中の選手はいなくなった。また、YHC-餅は本日の勝利がSFL 2022では初勝利とのことだ。
中堅戦のYHC-餅ダルシム勝利により、アウェイのSaishunkan Sol 熊本が10ポイントを取り返す流れとなった。
大将戦はShutoのユリアンに対してももちのコーディーが登場。意気込みについて聞かれたShutoは「餅(YHC-餅)さんがついに1勝上げてくれて、もう延長戦もないですし、ここ勝ったらね、今日すごいでかいんで、今燃えてますっていうのと、結構見てくれてる方は、多分ももちさんが勝つ方に票を入れてる人が多いと思うんですけど、ここの壁乗り越えたら、自分がさらなる成長を遂げられると思うんで、このももちさんという大きな壁に勝って新たな自分に進化したいと思います」とコメント。ここで実況の大和氏が笑っていたところを見逃さずに、Shutoは「何、笑ってんだ、大和!」とツッコミを入れる。これには大和氏も「はい、すいません」と詫びを入れる。その後、大和氏から「Shutoは同じ年なんでね」とツッコミに対してのフォローが入っていた。仲も良いようだ。
これに対するももちは「Saishunkan Sol 熊本チームが大将にShutoを置くっていうのは、かなり早い段階で予想はしてたんで、それに向けて準備もできてますし、普通にやれば勝てると思います、頑張ります」とシンプルながら余裕を見せるコメントを返した。
ももちコーディーとShutoユリアンの大将戦。ももちコーディーはVトリガーII/VスキルII、ShutoユリアンはVトリガーI/VスキルI。
1戦目はももちコーディーの猛攻がうまくきまり連勝で1本を先制。インターバルを挟んでの2戦目1ラウンドはShutoユリアンが攻め切って先制。2ラウンドはももちコーディーが取り返す。3ラウンドは序盤ももちコーディーの攻めがきまり追い込まれるShutoユリアンだが、Vトリガー「エイジスリフレクター」を使った画面端の攻防を制して勝利。Shutoユリアンが1本を取り返す展開となった。
3戦目1ラウンドはShutoユリアンがEXチャリオットタックルなどをうまく決めて先制。2ラウンドもShutoユリアンの立ち回りが良好でももちコーディーを圧倒して2連勝で2本目連取となった。
インターバルを挟んでの4戦目はももちコーディーがShutoユリアンの攻めをうまくしのいで連勝で2本目を取り返す。もつれにもつれた最終5戦目1ラウンドは序盤ももちコーディー有利な展開からShutoユリアンの猛攻で逆転して先制。2ラウンドもShutoユリアンの猛攻をももちコーディーがしのぎきれず、そのまま攻め切って連勝でここを勝利。Shutoユリアンがももちコーディーをおさえて大将戦を勝利した。
大将戦のShutoユリアンの勝利により、アウェイのSaishunkan Sol 熊本が30-10で勝利となった。
試合終了後はSaishunkan Sol 熊本へのインタビューが行なわれた。先ずは大将戦で勝利したShutoに話を聴くと先ずは一言「超えましたね」とコメント。続けて「めちゃくちゃ嬉しいんですけど、やっぱまだ全然勝ち足りないってのがあるんで、後半戦もまだまだ点取りたいのと、個人的には結構残りの試合全部含めて、多分今日が1番きつかったなって俺的には思ってたんで。だからSaishunkan Sol 熊本、多分まぁ、1位ぐらいまでいくんじゃないかなって思ってますね」とまさかのチームトップ宣言を見せた。これには思わずリーダーのネモも、ホントかよ?と声が漏れるが、ひぐちは、いや可能性はある!とフォローする。
本日は待機していたリーダーのネモは「やっぱりひぐちにずっと助けられていたので、だんだん後半からひぐち以外が活躍するようになって、とても良かったなと思うのと、結構やっぱ餅(YHC-餅)さんのそのG対策に、自分も付き合ってCFN見て、クセとかも研究したりしてたので、やっぱなんかそういうところでYHC-餅さんが活躍してくれて、すごく嬉しかったです」とした。
中堅戦で勝利し、ついに初勝利を果たしたYHC-餅は「まぁジョニィ君のGが来るかなっていうのはなんとなく予想してたので、とにかくG対策を重点的にやろうっていうことで、まぁ、あの、I have ヤナイができたかなっていう感じで。やはりヤナイ君(@yanai_0213)には非常に手伝ってもらって対策付き合ってもらって、ネモさんにも、色々アドバイスもらったんで、チームで勝てたっていうことで嬉しい初勝利ということで、これから連勝を重ねていけたらなと思いますので、今後も頑張ります」と初勝利についてコメントした。
そして先鋒で敗退してしまったひぐちは「もうかなり悔しいなっていう感じで、まぁヤマグチすごいうまくて、今まで結構ルーク戦の勝率良かったんですけど、やっぱりヤマグチは色々僕の癖とか読んで、勢いもあって、しっかり負けてしまったんですけど、今回こうやってねお2人に勝ってもらって。前半は僕が支えていたっていうところがあるんですけど、後半はみんなで頑張っていきたいと思いますね。僕、まだ後半0点なんで、ちょっと 頑張りたいと思います」とした。
次節への意気込みについて聞かれたネモは「ここで30点取れて、もう本当に上位進出も見えてきたと思うんですよ。さっきShutoが言ってた通り、もうShutoは負ける気がしないみたいなんで、こっから1位目指して頑張っていきたいなと思います」とした。これを聞いたShutoが思わず「あぁ、重いな!」とぼやくと、大和氏から「それ言ったのShutoやんか」とツッコミが入る。それにShutoも「あぁ、確かに言ったの俺か」と返す、和やかな雰囲気のままインタビューを締めくくった。
2~4位争いが大激戦! プレイオフをかけた5位争いもハードな展開が続く
以上、簡単ではあるが、第9節 Day2の2試合の様子をお伝えした。忍ism Gamingが10ポイントしか獲得できなかったため、名古屋OJA BODY STAR Mildomと同ポイントとなり、勝利数の差で忍ism Gamingが2位に浮上。また、Saishunkan Sol 熊本は本日の勝利により、v6プラス FAV gamingに5ポイントの差をつけて、プレイオフのボーダーラインである5位に再浮上となった。
Good 8 Squadは本日の勝利で2位とのポイント差を広げて50ポイントに。広島 TEAM iXAは10ポイント獲得したが、まだまだ7位との差は遠い状況だ。現在4位の魚群は順位変動はないものの、2位、3位とのポイント差が15ポイントとなっており、十分に浮上できる可能性は高い。
次回、第10節 Day1は11月11日20時からの開始。次回カードは1試合目がホームのコミュファDetonatioN vs アウェイのGood 8 Squad、2試合目はホームの広島 TEAM iXA vs アウェイのSaishunkan Sol 熊本の2戦が行なわれる。