ニュース

FCCL、従来から4割小型化しつつ光学ドライブも搭載可能なミニPC

WD1/G3

 富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)は、個人向けPCの「ESPRIMO DH」シリーズより、従来モデルから約4割の小型化を果たしたミニPC「WD1/G3」、および最大64GBメモリも搭載可能なスリムタワー「WD2/G3」を発表した。受注開始/提供時期はそれぞれ、すでに開始/12月中旬、11月中旬/11月下旬。

WD1/G3

 WD1/G3は、従来モデルから筐体を約4割小型化し、サイズを51×164.5×146.5mm(幅×奥行き×高さ、縦置き/設置台含まず)に抑えたミニPC。縦置き/横置きのどちらも可能で、設置場所を選ばない。CPUはCore i7-12700T/i3-12100またはCeleron G6900から選択できる。

 そのほか主な仕様は、最大32GBメモリ、最大512GB SSD+1TB HDD、Windows 11 Homeなどを搭載。Blu-ray(BDXL)ドライブやDVDスーパーマルチドライブも選べる。

 インターフェイスは、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.1×2、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI、DisplayPort、Gigabit Ethernet、音声入出力などを装備。Wi-Fi 6やBluetooth 5.1も搭載できる。

 設置台を含めた場合の縦置きサイズは90.2×164.5×155.2mm(同)、重量は約1.3kg。

WD2/G3

WD2/G3

 WD2/G3は、第12世代Coreのほか、最大64GBメモリやディスクリートGPUも搭載可能なスリムタワーPC。筐体はインテリアにマッチするシンプルなデザインに仕上げたとしており、省スペースながら拡張性を確保した。

 そのほか主な仕様は、Core i7-12700/i5-12400/i3-12100、最大64GBメモリ、最大1TB SSD+4TB HDD、Windows 11 Home/Proなどを搭載。ディスクリートGPUとしてGeForce GTX 1650またはQuadro P620、光学ドライブとしてBlu-ray(BDXL)ドライブまたはDVDスーパーマルチドライブがそれぞれ選択できる。

 インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0×2、USB 2.0×7、Gigabit Ethernet、音声入出力などを装備。Wi-Fi 6やBluetooth 5.1も搭載できる。なお、映像出力はGPUによって異なる。

 本体サイズは129×332×326mm(同)、重量は約5.7kg。

スタンドを省スペース化した27型液晶モニターも

VL-B2711T3

 そのほか、スタンドの土台部分を省スペース化した27型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶モニター「VL-B2711T3」もあわせて発表。11月中旬に受注を開始し、12月中旬の提供開始を予定している。

 モニター部を簡単に取り外せるクイックリリース機能付きスタンドを採用。USB 3.0ハブ機能を搭載し、電源オフ時でも給電が可能なUSB充電ポートも用意する。

 映像入力インターフェイスはHDMI、DisplayPort、DVI-D、ミニD-Sub15ピンを備える。