ニュース

Google、クラウドゲーミング向けChromebookを投入。Acer/ASUS/Lenovoから

 Googleは11日(米国時間)、クラウドゲーミング向けのChromebook 3製品を発表した。パートナーであるAcer、ASUS、Lenovoより1機種ずつが展開される。

 Acerからは、120Hz/WQXGA(2,560×1,600ドット)液晶やRGBバックライト付きキーボードなどを備えた「Chromebook 516 GE」、ASUSからは144Hz/フルHD(1,920×1,080ドット)表示対応液晶やアンチゴースト対応キーボードなどを備えた2in1「Chromebook Vibe CX55 Flip」、Lenovoからは120Hz/WQXGA液晶や4スピーカーシステムなどを備えた「Ideapad Gaming Chromebook」がそれぞれ投入される。

 ともにGameBenchを使った検証を実施し、120fps以上での滑らかで応答性のよいゲーム体験と、コンソールレベルを謳う85ms以下のレイテンシを実現できるとする。NVIDIAとの協力により、FortniteやCyberpunk 2077、Crysis 3 Remasterdなどのタイトルを最大1600p解像度/120fpsでストリーミングプレイできるという。レイトレーシングなどの機能も利用できる。

 GeForce NOWアプリはクラウドゲーミング向けChromebookにプリインストールされるほか、Xbox Cloud Gaming(ベータ版)およびAmazon Lunaにも対応。そのほか、Acer、CORSAIR、HyperX、Lenovo、SteelSeriesといったゲーミングデバイスメーカーと協力し、動作検証を実施したことを示すWorks With Chromebook認証プログラムも展開する。

 同社はChromebookについて、これまで業務や教育、ストリーミングデバイスとして主に活用されてきたが、今回の製品は一般的にゲーマーと呼ばれないようなライトなユーザー層にとって、最適なゲーミングデバイスになるだろうとしている。

Yes, 1000+ Games | Cloud Gaming Chromebooks