ニュース

「PowerToys v0.63.0」で容量大幅削減。安定性も向上

 米Microsoftは、便利ユーティリティ群「PowerToys v0.63.0」を配信開始した。このリリースサイクルでは安定性の改善に重点が置かれているが、インストーラサイズとインストール後サイズが大幅に削減されている。

 容量削減は、Windows App SDK、VC++再頒布可能パッケージ、PowerToys Interopランタイムの共有によって実現。0.62.1ではインストーラが125MB、インストール後容量が817MBであったのに対し、0.63.0ではそれぞれ83MBと587MBへと、大幅にコンパクト化されている。

 機能面では、「QuickAccent」では言語選択において新しい設定が利用可能になったほか、「Screen Ruler」の設定の注釈の改善とUI/UXの向上などを挙げている。

 修正点としては、バグレポートの生成に失敗する問題、Always on Topにおける仮想デスクトップ間でウィンドウを移動するときに境界線が残る問題、AwakeおよびFancyZonesがクラッシュする問題、Image Resizerのコンテキスト呼び出し時にファイルエクスプローラーがクラッシュする問題など。