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ASUS、18GBメモリ搭載/165Hz表示対応となった6.78型ゲーミングスマホ

ROG Phone 6 Pro

 ASUS JAPAN株式会社は、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載した6.78型ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 6 Pro」および「ROG Phone 6」を10月7日に発売する。価格は前者が16万9,800円、後者が12万9,800円(12GBメモリ)または14万9,800円(16GBメモリ)。

 両機種ともに、ハイエンドSoCのSnapdragon 8+ Gen 1を採用したフラグシップスマートフォン。ROG Phone 6 Proでは18GB、ROG Phone 6では12GBまたは16GBの大容量LPDDR5メモリを内蔵し、ストレージには最大512GBのUFS 3.1を搭載した。

Snapdragon 8+ Gen 1を搭載
ROG Phone 6 Proでは18GBの大容量メモリを内蔵

 ディスプレイは6.78型2,448×1,080ドットAMOLEDを搭載。リフレッシュレートは従来モデルの144Hzから165Hzへと向上し、タッチサンプリングレートは720Hzをサポートしており、タッチレイテンシを最短で23msまで抑えられるとする。HDR10/10+への対応やDCI-P3比111%カバーの色域、Delta E 1未満の色精度なども謳う。

 冷却機構も大きく改善しており、窒化ホウ素による熱伝導グリスを新たに採用したことで、サーマルスロットリングの発生を抑制。加えて、グラファイトシートを85%、ベイパーチャンバーを30%それぞれ大型化した。別売の外付けクーラーも「AeroActive Cooler 6」となり、ファンとペルチェ素子の併用などによって表面温度を最大約25度低下できるとしている。

ディスプレイはより高リフレッシュレートな165Hz対応に
窒化ホウ素による熱伝導グリスを採用
グラファイトシートやベイパーチャンバーも大型化
外付けクーラーのAeroActive Cooler 6にはペルチェ素子を新たに採用

 ゲーム向け機能としては、ARMOURY CRATEやゲームアシストツールのGAME GENIE、ゲームプレイしつつほかのアプリをフローティング表示できるEDGE TOOL機能などを用意。超音波センサーを利用した側面ボタン「AIR TRIGGER 6」や、モーションコントロール機能なども搭載し、ジャイロでのエイム操作も可能となった。AIR TRIGGER 6については、スクリーンショットなど通常の機能にも利用できる。

 バッテリは3,000mAh×2の計6,000mAhを内蔵。最大65Wの急速充電に対応し、約42分で満充電できる。あわせて、低速充電や予約充電、バイパス充電といったバッテリの劣化を抑える機能も用意する。

 筐体背面にはROG Phone 6 Proでは小型ディスプレイのROG VISION、ROG Phone 6ではAuraライトをそれぞれ装備。そのほか、ゲーミングスマートフォンとしては初のIPX4防水機能も備えた。

各種機能を管理できるARMOURY CRATE
AIR TRIGGER 6では9つの設定が利用可能
通常使用時にも機能を割り当てられる
モーションコントロールは10種類のジェスチャーが可能
バッテリ容量は6,000mAh。65Wの急速充電もサポートする
ROG Phone 6 Proでは小型ディスプレイのROG VISIONを背面に装備
IPX4の防水機能を装備。ゲーミングスマートフォンとしては初を謳う

 メモリおよびストレージ構成は、ROG Phone 6の場合、12GBメモリ/256GBストレージまたは16GBメモリ/512GBストレージ、ROG Phone 6 Proの場合、18GBメモリ/512GBストレージのみとなる。OSはどちらもAndroid 12(ROG UI)を搭載。

 カメラは背面が5,000万画素広角/F1.9、1,300万画素超広角/F2.2、500万画素マクロ/F2の3眼構成で、前面が1,200万画素/F2.4。

 無線機能はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、NFC(FeliCa非対応)。測位方式はGLONASS/BeiDou/Galileo/QZSS/NavICに対応し、センサーは加速度/電子コンパス/光/近接/ジャイロスコープ/超音波を装備。生体認証機能は顔および画面内指紋認証に対応する。

 SIMカードスロットはNano SIM×2。対応バンドは、5Gがn1/2/3/5/7/8/12/13/18/20/25/26/28/38/40/41/48/66/71/77/78/79、LTEがBand 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/29/30/32/34/38/39/40/41/42/43/48/66/71、W-CDMAがBand 1/2/4/5/6/8/19、GSMが850/900/1,800/1,900MHz。

 インターフェイスはUSB 3.1 Type-C(左側面、USB PD 3.0/映像出力対応)、USB 2.0 Type-C(下部)、デュアルフロントスピーカー、トリプルマイク、3.5mmオーディオジャックなどを備える。

 本体色はROG Phone 6ではファントムブラックとストームホワイトの2種類、ROG Phone 6 Proではストームホワイトの1種類のみを用意。サイズ/重量はともに77×10.4×173mm(幅×奥行き×高さ)、重量は239g。

上部(ROG Phone 6 Pro)
下部(同)
右側面(同)
左側面(同)。USB Type-Cポートを側面にも装備している
ROG Phone 6 Proの背面。ROG VISIONを搭載
ROG Phone 6背面。こちらはAuraライトを搭載

 また、「バットマン」とコラボレーションした特別モデル「ROG Phone 6 BATMAN Edition」も用意。価格は15万4,800円。

 ROG Phone 6(12GBメモリ)をベースに、LEDイルミネーションのAura RGBやテーマパックなどにバッドマンとのコラボデザインを採用。バットラング型SIMイジェクトピンといった付属品や、パッケージも特別仕様となる。

ROG Phone 6 BATMAN Editionも用意
特別なテーマパックも搭載
パッケージやアクセサリ類も特別仕様
ROG Phone 6 BATMAN Edition
Auraライト部分にもバッドマンのデザインをあしらった
パッケージや付属品も特別仕様
バッドシグナルライトも付属

 そのほか、アクセサリ製品として、上述のAeroActive Cooler 6に加え、コントローラの「ROG Kunai 3 Gamepad for ROG Phone 6」、ガラス保護フィルムの「ROG Phont 6 Glass Screen Protector」、充電器/1.2m長のケーブル/ポーチがセットの「ROG 65W ADAPTER & 1.2M USB-C CABLE」を用意。すべて10月7日発売で、価格は順に1万2,480円、1万2,080円、3,480円、4,580円となる。

AeroActive Cooler 6
ROG Kunai 3 Gamepad for ROG Phone 6
AeroActive Cooler 6とROG Kunai 3 Gamepadを装着
クーラーに設けられた物理ボタンも従来の2つから4つへと数が増えた