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レノボ、ガラス天板/有機EL採用の14型薄型フラグシップノート「Yoga Slim 970i」

Yoga Slim 970i

 レノボ・ジャパン合同会社は、3D曲面ガラスによる天板や有機ELディスプレイなどを搭載したYoga Slimシリーズのフラグシップモデル「Yoga Slim 970i」を発表した。19日の発売を予定しており、価格は29万円前後の見込み。

 3D曲面ガラス天板による丸みを帯びたJeweled Designを採用。アルミ製CNCカバーを使用し、ヘアライン鏡面加工を施すなど、質感の高い筐体に仕上げた。薄さ14.9mmのスリムなデザインも特徴となっている。

 ディスプレイには縦横比16:10の14型3,840×2,400ドット有機ELパネルを搭載。同社の定める基準を満たしたPureSight Displayとなっており、10bitカラー表示、DCI-P3 100%/sRGB 125%カバーの広色域、100万:1のコントラスト比などを実現している。また、DisplayHDR 500 True Blackもサポートする。

 そのほか、ツイーター2基、ウーハー2基で計4基のBowers & Wilkinsスピーカーを採用しており、低音域から高音域まで良好な音質を実現したという。カーボンニュートラル認証も取得し、製品使用にともなう二酸化炭素排出量を購入とともにオフセットできるとしている。

Jeweled Designを採用するなど質感の高い筐体に仕上げた
14型有機ELを搭載。独自の基準を満たしたPureSight Displayとなる
Bowers & Wilkinsスピーカーを4基搭載
カーボンニュートラル認証も取得
主な特徴

 主な仕様は、Core i7-1280P、16GBメモリ、1TB SSD、14型3,840×2,400ドット有機EL(10点マルチタッチ対応)、Windows 11 Homeなどを搭載。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4×3、Wi-Fi、フルHD Webカメラ(MIPI接続)、音声入出力などを備える。

 本体色はオートミール。サイズは約315×214.4×14.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.37kg。バッテリ駆動時間は約12.2時間。

右側面
左側面
3D曲面ガラスを採用した天板
キーボード部。タッチパッドも従来比で50%大型化した
筐体内部
すでに販売中のYoga Slim 770i ProX(左)や、Yoga Slim 770i Pro(右)も展示されていた