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ASUS、16コアCore i9-12950HXとRTX 3080 Ti搭載した最高峰ノート

ROG Strix SCAR 17 SE

 ASUSは、16コア/24スレッドのCore i9-12950HX、およびGeForce RTX 3080 Tiを搭載したハイエンドゲーミングノート「ROG Strix SCAR 17 SE」を発売した。価格は54万9,800円。

 最新世代でノートPC向けとしてもっとも性d能が高いCPUであるCore i9-12950HXと、最速GPUであるGeForce RTX 3080 Tiを組み合わせたゲーミングノート。1,920×1,080ドットと360Hz表示に対応した高速駆動ディスプレイと組み合わせ、最高レベルのフレームレートを叩き出すeスポーツ環境を実現するとしている。

 天板はインビジブルインクで印刷されたデザインが施されており、付属のUVライトを照らすことで暗号のような隠し文字メッセージを見ることができる。従来は、このような塗料は金属の表面に塗布した場合は接着しなかったが、同社の研究開発チームがゼロから6カ月の期間をかけ、7種類の配合を経て開発。耐摩耗性や耐久性テストもクリアしているという。

 さらに、Thermal Grizzly製の液体金属グリス「Conductonaut Extreme」をCPUとGPUに適用。ビデオメモリと電源回路の熱も処理できるベイパーチャンバーや、大風量と静音性を両立させた独自に「Arc Flow Fans」で熱を外部に排出する。吸気量を増やすためにディスプレイの取り付け場所をやや手前にずらし、さらに本体から少し浮かせる特殊形状にすることで吸気量を向上。低負荷時にファンを停止する機能も備えており、静音性を兼ね備えた。

 キーボードは浅いキーストロークでも正確なキー入力を実現するOverstroke技術を採用。各キートップのバックライトLEDは色の変更を可能。また、前面および左右にもLEDバーを搭載している。

 本体には2つのウーファーを含む4つのスピーカーを搭載し、バーチャルサラウンド技術のDolby Atmosもサポート。Hi-Res認証を取得した3.5mmステレオミニジャックも備える。このほか、2.5Gigabit Ethernet、後部のデザインを変更できるカバー2種類が付属する。

 主な仕様は、CPUにCore i9-12950HX、メモリ32GB、GPUにGeForce RTX 3080 Ti(16GB)、ストレージに4TB SSD(2TB×2 RAID 0)、液晶に1,920×1,080ドット/360Hz対応17.3型、OSにWindows 11を搭載する。

 インターフェイスはThunderbolt 4、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、HDMI 2.1出力、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、音声入出力などを備える。

 バッテリは90Whで、駆動時間は約7時間。本体サイズは395×282.1×23.4~28.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3kg。