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Google、ChromeOS Flexを正式リリース

 既存のノートPCをほぼChrome OS化する「ChromeOS Flex」が正式リリースされた。Google Chrome拡張機能である「Chromebook リカバリ ユーティリティ」からダウンロードできる。

 ChromeOS Flexを使えば、サポート期限が切れたOSが入った古めのノートPCなどを“現代化”できる。ただし、2010年以前に製造された製品については動作が不安定になる可能性があり、Intel GMA500/600/3600/3650のグラフィックスはChromeOS Flexが定めるパフォーマンス基準を満たしていない。

 GoogleはChromeOS Flexが動作する認定モデルのリストを挙げており、これらのハードウェアではほぼ安心できると言えるだろう。

 ちなみに(Chrome Enterprise内の)ChromeOS Flexのページで「ChromeOS Flexを試す」を選ぶ、個人や企業情報の入力が求められるが、入力後に「ChromeOS Flexを試す」というボタンを押してもChromeOS Flexのイメージやインストーラがダウンロードできるわけではなく、インストールガイドのページに飛ばされるだけだ。特別な理由がない限り、このページに情報を入力しなくてもよいだろう。

 余談だが、ChromeOS Flexは登場当初、ChromeとOSの間にスペースが入っていたが、最新のページではこのスペースがなくなっている。とは言えインストールガイドや互換性リストではスペースありとなっており、しばらく表記が揺れることになりそうだ。