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NVIDIA、2023年第1四半期は減益も過去最高の売上。データセンター/ゲーミングが好調

NVIDIA H100

 米NVIDIAは25日(米国時間)、2023年度第1四半期(2022年2月~4月期)の決算を発表した。これによると、売上高が82億8,800万ドル(前年同期比46%増)、営業利益が18億6,800万ドル(同4%減)、純利益が16億1,800万ドル(同15%減)、希薄化後の1株あたりの利益が0.64ドル(同16%減)などとなった。

 減益となりつつも、四半期での売上高としては過去最高を記録。中でも、データセンター部門では37億5,000万ドル(前年同期比83%増)、ゲーミング部門では36億2,000万ドル(同31%増)の売上高を記録し、牽引した形となった。前者ではHopperアーキテクチャ採用のNVIDIA H100など、後者では最上位GPUとなるGeForce RTX 3090 Tiなどをそれぞれ投入している。

 来期については、ロシア情勢および中国のロックダウンに起因する約5億ドル減を含め、約81億ドルの売上を見込んでいる。