PS PlusやNintendoのサービスを長期間契約したままのユーザーに解約を提案する保護措置。英国にて

　英CMA(Competition and Markets Authority、競争・市場庁)は13日(英国時間)、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が提供する有料会員サービス「PlayStation Plus」において、長期間サービスを利用しないまま料金を払い続けているユーザーを保護する措置を同社がとることに合意したと発表した。

　CMAは、オンラインゲームサービスにおいて、ユーザーが契約を解除するまで無期限に課金を続けるものについて調査を実施。その中でSIEがユーザー保護に向けた取り組みを行なうことに合意したという。

　SIEでは、長期間にわたり同サービスを利用していないにもかかわらず、料金の支払いを続けているユーザーに対し、支払いの停止方法に関する案内を送付。さらに、その状態が続く場合には最終的に支払いの停止を実施するという。

　また、調査の中で任天堂においても、Nintendo Switch Onlineサービスについて、自動更新を有効にした状態で契約しないよう標準設定が変更されたという。