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スタートメニューでフォルダ名をつけられるWindows 11 Insiderプレビュー

3本指のスワイプによるウィンドウ切り替え

 米Microsoftは18日(現地時間)、Windows InsiderのDevチャネルにおいて、Windows 11 Insiderプレビュービルド22579を配信開始した。

 ビルドビルド22557で、スタートメニューのピン留めアイテムをフォルダにまとめられるようになったが、このビルドではフォルダに好みの名前をつけられるようになった。また、タッチパネル対応デバイスにおけるジェスチャを刷新し、3本指の右または左へのスワイプで、直近使ったウィンドウに切り替えが行なわれるようになった。

 タスクマネージャーでは「新しいタスクの実行」ボタンを全てのページで利用可能にしたほか、このアイコンを刷新。絵文字パネルでは、家族といったパーソナライズされた絵文字を見つけやすいよう、アクセントカラーのドットが付随するようになった。

 さらに、「はじめに」のアプリで、一部サイトを直接タスクバーにピン留めできるようになった。なお、この機能は現時点では言語を「EN-US」に設定した環境でのみテスト中。

スタートメニューにフォルダ名を付ける機能
「はじめに」のアプリでよく使うと思われるサイトをピン留め可能

 企業向けの機能としては、IT管理者が、特定のUSBリムーバブルドライブをBitLockerによる暗号化から除外可能となった。例えば、機密情報を保存するUSBメモリはBitLockerによる暗号化書き込みを必須とする一方で、特定のデバイスIDを持つドライブだけは除外できる。これにより、ビデオカメラ、ボイスレコーダ、会議システム、医療機器など、特殊なデバイスに組み込まれているストレージが意図せず暗号化される問題を回避できる。