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モーター駆動タイヤと電子スタビライザー搭載で自走するカメラ三脚

Rover

 Snoppaは、遠隔操作にも対応する自走可能な電動カメラドリー「Rover」を発表し、クラウドファンディングサイトのKickstarterにて出資を募っている。製品入手に必要な最低出資額は、現時点で18,699香港ドル(日本円で約27万5,637円)。

 Roverは、単体での自走が可能で、リモートでのコントロールなどにも対応するカメラドリー。タイヤは210mm径で、モーター駆動により最大30km/hでの移動やステアリング操作が可能。スタビライザーには、ジャイロスコープと加速度センサーを内蔵し、16kHz間隔で路面の起伏を捉えてドリーを安定させるActive damping systemを搭載する。

 手動での移動に加え、タブレットやスマートフォンアプリ、トランスミッタによるリモートコントロールが可能。搭載したカメラの操作や画面プレビューなどにも対応する。

 折りたたみ時のサイズは、30×110cm(直径×高さ)。バッテリは容量95Whのものを2基搭載でき、4.5時間の動作が可能。耐荷重は15kgまで。

自走するRover
Active damping system
ステアリングも切れる