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2021年後半のトラフィック1位はTikTok。Googleを上回る
2021年12月27日 15:05
Cloudflareは21日(現地時間)、2021年のネットワークトラフィックに関する分析結果を公開。2021年後半で最もトラフィックが多かったのは、それまでトップだったGoogle.comを上回りTikTok.comとなった。
ネットワークトラフィックの変化や攻撃アクティビティなどを確認できる同社のサービス「Cloudflare Radar」と同社のパブリックDNS(1.1.1.1)を活用したレポートで、ドメイン別のトラフィック量をもとに調査/分析したものとなっている。ドメイン別での集計のため、例えばGoogle.comの場合であれば、検索だけでなくマップやフォト、ニュースなども含まれる。
これによれば、2020年後半の全体トラフィックで7位だったTikTok.comが、2021年後半では1位を獲得。一方で2020年後半から1位だったGoogle.comは、2021年後半に2位へと順位を落とした。2021年2月に1日だけ1位を獲得して以降徐々に高い順位に位置する時間が増え、8月頃からはほぼトップを占めていた。ランキングは以下、Facebook.com、Microsoft.com、Apple.comと続いた。
SNSで見ると、2020年後半は2位だったTikTok.comが、2021年後半にはFacebook.comを上回り1位を獲得。3位がYouTube.com、4位がTwitter.com、5位がInstagram.comとなった。このうちTwitter.comとInstagram.comは接戦ながら、2020年後半から順位が入れ替わった。
ビデオストリーミングサービスは、2022年から変わらずNetflix.comが1位、YouTube.comが2位、Roku.comが3位を獲得。Netflix.comは週末にトラフィックが伸びる傾向があり、ネットワーク全体から見た順位ほぼ7位、最高順位は2021年初に4位まで到達した。