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Lenovo、Android内蔵でWeb会議に最適な65/75/86型液晶
2021年12月17日 01:00
Lenovoは、CES 2022の開催に先立つ形で、会議室に設置しWeb会議に最適なAndroid 9.0内蔵の超大型ディスプレイ「ThinkVision T86」(86型)、「ThinkVision T75」(75型)、「ThinkVision T65」(65型)を発表した。海外での発売は2022年4月で、価格は順に7,999ドル、6,999ドル、4,999ドル。
Cortex-A73ベースのクアッドコアSoCと4GBのメモリ、64GBのストレージを内蔵した4K解像度のスマートディスプレイ。HDMIによる接続に加え、専用の「W20」ワイヤレスドングルにより無線でPCからの投影が可能なほか、±1mmという高精度なタッチもサポートし、プレゼンテーションなどで資料に直接書き込むことができる。
さらに、2基の15Wスピーカー、8基のマイクアレイ、4K解像度/122度の視野角/4倍デジタルズーム/AI技術を搭載したWebカメラも内蔵し、リモートの会議にも使える。なお、WebカメラはUSB接続で本体上部に取り付ける形状となっているが、盗難防止のネジを備える。利用しない際に塞げるレンズシャッターとプライバシーライトを搭載する。
周辺光センサーを搭載し、光量に応じて輝度を自動的に変化させられるほか、人感センサーを搭載し、消し忘れて会議室を離れた場合は自動的にオフになる。
主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット、色域がNTSC 85%(85型ではsRGB 99%も対応)、応答速度が8ms、輝度が400cd/平方m、コントラスト比が1,200:1(85型は4,000:1)、視野角が上下/左右ともに178度。パネルは65/75型がIPSで、85型がVA。
インターフェイスは、HDMI入力、USB Type-C×2、USB 3.0×3、USBタッチ×2、ミニD-Sub15ピン、シリアルポート、HDMI出力、有線LAN、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、音声入出力、AV入力、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。