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Zoom、ホストがプレゼンテーションのスライドを操作可能に

 Zoomは11月29日(米国時間)、Zoomクライアントのアップデートを行なった。Windows、macOS、Linux、Android、iOSが対象で、バージョンは5.8.6。AndroidとiOSに関してはアプリストアを介する都合、ダウンロードまでに数日を要する可能性がある。

 公開されたリリースノートによれば、今バージョンより、Windows、macOS、Linux向けに、プレゼンテーションのスライド進行をホストが制御可能になった。従来は、参加者がスライドを共有していた場合、ホストは次のスライドに遷移するよう要求しなければならなかったが、このアップデートにより、ホストが一括で操作できるようになった。GoogleスライドやPowerPoint、Keynoteでこの機能が利用でき、設定で使用するか選択可能。

 また、iOS、Androidユーザーは最大720pのHDビデオでのミーティングが可能になった。Androidユーザーはこのほか、タブレット向けの最適化されたUIも利用可能になった。

 このほか、Windows、macOSユーザーはクライアントの更新を自身で選択できるように変更された。この変更は、既存のエンタープライズユーザーなどで、自動更新が無効となっているユーザーには適用されない。

 そのほかの詳しい情報はリリースノート(英文)を参照されたい。