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富士通、カフェでPCを使うハイリテラシーユーザー向けモバイルノート「FMV Zero」

FMV Zero

 富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)は、ハイリテラシーユーザー向けの13.3型モバイルノート「FMV Zero LIFEBOOK UH WU4/F3」を発表した。本日より直販「WEB MART」限定で受注開始し、11月中旬に発売する。価格は21万8,680円だが、10月20日までは18%オフの17万9,317円から購入可能。

 “余分なものは一切不要”だというハイリテラシーユーザー向けに、超軽量モバイルLIFEBOOK UHをベースにキーボードのかな印字を廃し、バックライト付きながら印字シルクを黒文字とするなど、オールブラックで仕上げたミニマルデザインを採用。また、プリインストールソフトウェアを厳選して最小限に抑えた。

 最小構成は、CPUにCore i5-1135G7、メモリ8GB、ストレージに256GB PCIe SSD、1,920×1,080ドット表示対応13.3型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Homeを搭載する。BTOでは、Core i7-1165G7、メモリ32GB、2TB SSDなどが選択可能。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、HDMI出力、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、約92万画素Webカメラ、指紋センサーなどを備える。

 バッテリ駆動時間は約22.5時間。本体サイズは307×197×15.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約865g。

 5日にオンラインで開催された発表会において、同社代表取締役社長 大隈健史氏は、「コロナ禍の環境で、カフェで仕事をする機会が増えたが、周囲を見いていると残念ながらFCCLを使っているユーザーが多いとは言えないと実感できた。そこで、こうしたハイリテラシーユーザー向けに、私自身が作りたいと思ったPCを具現化した」とし、FMV Zeroを投入した背景を説明した。

大隈健史氏がFMV Zeroの特徴を解説

 また、Windows 11を搭載する新モデルにおいて、独自のAIの学習データをもとに、マイクから入力された環境音を低減して声をクリアにする「AIノイズキャンセリング機能」、月額550円からリモートでPC活用や操作法などが学べるサポートプラン、高齢層向けにオンラインで囲碁や麻雀対戦が楽しめるゲームの提供などについてアピールされた。

集音範囲を狭め、AIによりノイズキャンセリングを行なう機能
使い方や活用法を電話とリモートで指導するワンポイントレッスン
オンライン囲碁/麻雀ゲームも提供