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プロジェクタ一体型で机に画面を投影するPC「Aipc」

Aipc

 鑫三海株式会社は、プロジェクタを内蔵し、机などに画面を投影、指でなぞって操作できるWindows 10搭載PC「Aipc」を、Makuakeにて先行発売した。価格は16万7,800円からで、出荷時期は2022年2月。

 DLP方式のプロジェクタを内蔵し、机の上に置いておくだけで画面を天板に23型相当のサイズの画面を投影。赤外線センサーにより秒間60fpsで指の動きをスキャンし、指の位置を検出してポインタ操作ができる。OSにWindows 10を搭載し、通常のPCのように利用可能。

 プロジェクタはリコー製のDLP方式で、物理解像度は1,280×720ドットだが、3,840×2,160ドットの信号にも対応する。輝度は200lm。投影面から約25cm離れた位置で80型相当のサイズに投影できる超短焦点型となっている(最大100型)。また、2.5Wのスピーカーや、3.5mmミニジャックも備える。

 5,000mAhのバッテリを内蔵し、2時間以上の駆動が可能。冷却ファンは3,000rpmで、33dB以下の静音性を謳う。このほか、USB 3.0、HDMI出力を備える。

 その他の仕様は、プロセッサがPentium N4200、メモリが4GB、ストレージが64GBまたは128GB eMMC、OSがWindows 10 Home。本体サイズは115.5×48×207.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.15kg。