ニュース

Lenovo、Thunderbolt 4ドックを内蔵した27型4K液晶

ThinkVision P27u-20

 Lenovoは8日(中国時間)、プライベートイベント「Tech World 2021」を開催し、この中でThunderbolt 4ドッキング機能を内蔵した27型4K(3,840×2,160ドット)液晶「ThinkVision P27u-20」を発表した。出荷は12月を予定しており、価格は769ドル。

 ノートPCの接続に好適とするモデルで、Thunderbolt 4ケーブル1本で映像が映し出せるほか、100Wの給電、USB 3.0×2、Thunderboltデイジーチェーン出力(40Gbps)、Gigabit Ethernet(GbE)といった端子が利用でき、ドッキングステーションとして活用できる。GbEはIntel vProをサポートし、遠隔管理が可能。

 また、Thunderbolt出力側も27Wの給電が可能となっており、スマートフォンへ給電を行なえる。さらにスピーカーも内蔵している。ディスプレイはチルトのほか、高さ調節やスイベル機能も搭載する。

 Thunderboltのほかに、HDMI×2、DisplayPort、そしてUSB 3.0 Type-Bも搭載。「ThinkColour」ソフトウェアで設定することで、2台のPCを切り替えながら使うKVM機能も備わっている。

 このほか、フルHD(1,920×1,080ドット)VAパネルを採用したゲーミング液晶「G27e-20」、「G24e-20」も同時発表した。10月発売で、価格は前者が239.99ドル、後者が209.99ドル。

 標準で100Hzのリフレッシュレートとなっているほか、120Hzまでオーバークロックできる。1msのMPRTで残像を抑えたという。いずれも300cd/平方mの輝度、sRGB 95%の色域、FreeSync Premium対応が謳われている。

G27e-20
G24e-20