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Facebook、ワクチン誤情報の元凶とされる12の“スーパースプレッダ”アカウントに対処

 Facebookは18日(現地時間)、新型コロナワクチンの誤情報拡散に大きな影響を与えているとされる12の“スーパースプレッダ”アカウントに対して、ポリシー違反だとして対処を行なったと発表した。

 これらのアカウントにリンクされている30以上のページや、グループ、FacebookおよびInstagramのアカウントなどをポリシーに違反したとして削除。さらに、約20のページやグループ、アカウントについて、投稿の表示位置を下げるといった、共有を抑制するための措置を施したという。

 なお、Facebook上のワクチン誤情報のうち73%は、今回の12のアカウントに要因があるとの意見もあるが、同社では数多くのポリシー違反が見受けられるものの、この数字を裏付ける証拠はないとしている。

 同社では2020年1月以降、主要な保健機関と連携して、新型コロナウイルス感染症に関する誤情報を拡散し、繰り返し規則に違反したとして対処を実施。3,000以上のアカウントやFacebookページ、グループのほか、2,000万以上のコンテンツの削除を行なってきたという。