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ASRock、Intelの省電力CPU「Elkhart Lake」搭載小型ベアボーン/マザーボード
2021年6月30日 16:35
台湾ASRockは30日(現地時間)、Intelの組み込み向けCPU「Elkhart Lake」こと、Pentium/Celeron N/Celeron Jを搭載した小型ベアボーン「NUC 6000 BOX」、「iBOX 6000 BOX」、マザーボード「NUC6000」シリーズを発表した。
いずれも、2基のGigabit Ethernetや4K/60Hzに対応したデュアル映像出力端子、SATA 3.0とM.2 2242/2260/2280対応のデュアルストレージなどを搭載している。
NUC 6000 BOX
NUC 6000 BOXは、ファン付きミニPCベアボーン。Celeron J6412を搭載する「NUCBOX-J6412」、Pentium J6426を搭載する「NUCBOX-J6426」の2モデルを展開。フットプリントを110×117.5×47.85mm(幅×奥行き×高さ)に抑えた筐体が特徴で、ファンも搭載する。
インターフェイスは、2基のGigabit Ethernetのほか、USB 3.1×2、USB 2.0、音声出入力、HDMI 2.0b、DisplayPort 1.4を搭載する。メモリはDDR4 SO-DIMMを2基搭載し、ストレージはM.2 2242/2260/2280対応のM.2スロットを2基、SATA 3.0を1基備える。
そのほか、VESAマウント対応のブラケットや、省スペースでの設置に向けた19V/65Wの電源アダプタなども用意する。
iBOX 6000
iBOX 6000シリーズは、組み込みや産業用に適したファンレス設計のベアボーン。
Celeron J6412を搭載する「iBOX-J6412」、Pentium J6426を搭載する「iBOX-J6426」、Atom x6211Eを搭載する「iBOX-X6211E」、Atom x6413Eを搭載する「iBOX-X6413E」、Atom x6425Eを搭載する「iBOX-X6425E」の5モデル展開。
基本スペックは「NUC6000」とほぼ共通だが、iBOX-X6211E、iBOX-X6413E、iBOX-X6425Eの3モデルのみインバンドECCに対応するほか、インターフェイスが多い特徴がある。
主なインターフェイスは、USB 3.1×2、USB Type-C×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet×2、HDMI 2.0b、DisplayPort 1.4など。そのほか、Wi-Fi用のPCIe x1などを搭載する。
マザーボード
マザーボード「NUC 6000」は、Celeron N6210搭載の「NUC-N6210」、Celeron J6412搭載の「NUC-J6412」、Pentium N6415搭載の「NUC-N6415」、Pentium J6426搭載の「NUC-J6426」をラインナップする。
DDR4 SO-DIMMを2基搭載するほか、Gigabit Ethernetを2基、USB 3.1を4基、USB 2.0を4基、RS232/422/485対応のCOMポートを1基備える。
こちらも他モデル同様、HDMI 2.0bとDisplayPort 1.4を1基ずつ搭載するほか、M.2 Key M対応スロット、M.2 2242/2260/2280対応M.2スロット、SATA 3.0なども搭載している。
また、12V~19V対応のDC入力とオンボードTPMをサポートしている。