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原子力規制委、メール暗号化解除パスワード送付の不具合でアドレス漏洩

 原子力規制委員会は22日、メール暗号化を解除するためのパスワード自動送信において、何らかのシステムの不具合により送信先にメールアドレスが表示されてしまい、地方公共団体ならびに報道機関のメールアドレス計76件が漏洩したと発表した。

 同委員会は、6月16日に記者懇談会の案内を地方公共団体および報道機関向けに、統合原子力防災ネットワークのメールシステムにより送信したところ、送信先に本来はBCCにすべきだったメールアドレスが表示されていたことが確認された。同委員会は既に謝罪メールおよびメールの削除を依頼するメールを送信している。

 同委員会はシステム開発事業者に対し原因究明を求めるなど、引き続き適切な情報セキュリティ対策を進めるとしている。