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Razer、Ryzen 9 5900HX搭載で世界最強を謳う14型ゲーミングノート

Blade 14

 Razerは14日(現地時間)、ゲームイベント「E3」において基調講演を開き、この中でCPUにRyzen 9 5900HXを採用した14型ゲーミングノートPC「Blade 14」を発表した。

 8コア/16スレッドとなるRyzen 9 5900HXの搭載により、14型クラスとして最速のゲーミング性能を実現。また、GPUにはGeForce RTX 30シリーズを備え、最上位として3080が選択可能になっているなど、同等スペックを備えたノートとして世界最小としている。

 このサイズで冷却性を高めるため、ベイパーチャンバーの冷却機構と、2基の超低背ファンを搭載。各ファンには88枚におよぶ0.1mm厚のブレードを備え、強力なエアフローを発生させる。CPUとGPUの最高性能を維持しつつ、冷却性を確保したという。

Ryzen 9 5900HX搭載

 このほか機能面では、Chroma RGBに対応したキーボードバックライト、THS Spatial Audioへの対応が謳われている。

 ディスプレイにはWQHD(2,560×1,440ドット)/165Hz/DCI-P3 100%/AMD FreeSync Premium対応/IPSグレードか、フルHD(1,920×1,080ドット)/144Hz/sRGB 100%かを選択可能。メモリは16GB、ストレージは1TB SSD、OSはWindows 10 Homeで共通。

 下位モデルは、GPUにGeForce RTX 3060、ディスプレイにフルHD液晶を搭載し、価格は1,799.99ドル。

 中位モデルは、GPUにGeForce RTX 3070、ディスプレイにWQHD液晶を搭載し、価格は2,199.99ドル。

 上位モデルは、GPUにGeForce RTX 3080、ディスプレイにWQHD液晶を搭載し、価格は2,799.99ドル。

 インターフェイスは共通で、USB 3.1 Type-C×2(給電、DP Alt対応)、USB 3.1×2、HDMI 2.1出力、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、Windows Hello対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリは61.6Whのリチウムイオンポリマーで、駆動時間は最長12時間。本体サイズは319.7×220×16.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.78kg。