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Windows 10に既存ゲームを自動でHDR化する機能

 Microsoftは17日(現地時間)、既存のHDR非対応ゲームでも、HDRのような表現を実現する「Auto HDR」機能をWindows 10に実装すると発表した。現在、インサイダーのDevチャンネル向けに配布されているビルド21337で利用できる。

 ゲームのHDR対応はこれまでゲーム自体がHDR用にマスタリングする必要があったが、Auto HDRを使えば、ネイティブ対応ほどではないものの、SDRのゲームでも眩しいシーンや部分で高い輝度を実現し、HDRディスプレイのメリットを引き出せる。ただし、ゲームがDirectX 11または12に対応している必要はある。

 Auto HDRのオンは、上記のビルド21337において、「設定」→「ディスプレイ」のなかにある「Windows HD Color 設定」に移動し、「HDRを使用する」のトグルをオンにした後「Auto HDR」のトグルをオンにする。

 また、開発者向けに左右分割でSDRとHDR比較分割ができるオプションを用意。レジストリで指定の値を入れることで利用できる。