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手のひらサイズで持ち運びも可能なRadeon RX 5700/5500 XT搭載eGPUがSonnetから

 米Sonnet Technologiesは、Thunderbolt 3接続の外付けGPU「eGPU Breakaway Puck 5700」および「同5500 XT」を発売した。北米での価格は、5700が900ドル(約9万4,576円、1米ドル約105.09円で換算)、5500 XTが600ドル(約6万3,051円)。

 2020年末に発売を予告していた製品。前者はGPUにRadeon RX 5700、後者はRadeon RX 5500 XTを搭載し、Thunderbolt 3対応のノートPCなどに接続して使用する。Intel CPUとRadeon Pro 560Xを搭載したMacBook Proに対し、動画処理やレンダリング処理で3.8~4.4倍高速化できるとしている。

 ただしApple M1チップ搭載のMacには非対応なほか、Windowsで使用するにはWindows 10のバージョン20H2以降を適用する必要がある。

 搭載ビデオメモリは5700が8GB GDDR6、5500 XTが4GB GDDR6。インターフェイスはThunderbolt 3×2、USB 3.2 Type-Aポート×2、DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0×1。Thunderbolt 3(USB Type-C)接続では6Kまで、DisplayPort/HDMI接続では4Kまでの60Hz駆動に対応する。

 本体サイズは155×75×31mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.47kg。0.5mのThunderbolt 3ケーブルが付属する。また別売りのブラケットを使用することで、ディスプレイのVESAマウントに設置可能。