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Intel B460/H410マザーは第11世代Core対応できず

 Intelが2月1日に公開した技術文書で、もうじき発売される第11世代Core(コードネーム:Rocket Lake-S)をサポートできるIntel 400シリーズマザーボードが明らかとなった。

 デスクトップ向けの第11世代Coreは、Cypress Coveという新しいCPUマイクロアーキテクチャを採用し、GPUのアーキテクチャも刷新されてXeベースとなる(Intel UHD Graphicsブランド)。ただし製造プロセスはモバイル向けとは異なり、14nmで据え置かれる見込みだ。

 第11世代Core発表時に、対応チップセットは「Intel 500」シリーズになることが発表されており、すでにマザーボードメーカー各社も搭載マザーをリリース済み。その一方で既存のIntel Z490/H470でも、BIOSを更新すればブート可能になることが、改めてIntel公式でアナウンスされた。

 ただし、同じ400シリーズチップセットでも、下位のIntel B460/H410は非対応になることが明らかとなった。理由は不明だが、電源周りの設計上の制約による可能性が高い。

 第11世代Core対応BIOSが提供されるメーカーとして、ASRock、ASUS、BIOSTAR、Colorful、EVGA、GIGABYTE、MSI、NZXT、Shangke(Maxsun/SOYO)などを挙げている。リストにない場合でも対応できる可能性があり、メーカーに問い合わせてほしいとしている。