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天面・底面パネルが羽のように開くPCケース。垂直設置にも対応

CAST

 AZZAは2日(台湾時間)、ミドルタワーパソコンケース「CAST」を発表した。米国での価格は209.99ドル。

 CASTは、本体フレームと各パネルが独立した設計を採用したケース。アルミ製の天面および底面パネルは90度曲がったデザインで、側面パネルとしての役割も兼ね備える。これら2つのパネルはヒンジによる開閉が可能で、オープンエア型のケースとしても利用できる。また、前面などを含むすべてのパネルが脱着可能で、パーツの取りつけや組み替えがしやすい構造となっている。

 そのほか、背面パネル側が底面になるようケースを90度回転した垂直設置での使用も可能。L字型の底面・天面パネルは背面側が長めに作られており、マザーボードの背面インターフェイス用の空間を確保している。

パネルを閉じたとき
天面・底面パネルを取り外したとき
垂直設置も可能

 対応フォームファクタはATXで、ドライブベイは2.5インチ×3、3.5インチ、拡張スロットは計9基(水平×6、垂直×3)を備える。CPUクーラーは最大高165mm、拡張カードは最大長360mmのものまで対応。ファンは前面が120mm×3または140mm×2、背面が120mmで、最大360mmのラジエータも装着可能なほか、120mmのAZZA Hurricane III ARGB Fanが1基付属する。

 インターフェイスは、USB Type-C、USB 3.0×2、音声入出力を装備。

 本体色はホワイトまたはブラックの2種類で、サイズは220×460×470mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.5kg。