Apple M1搭載Macでマイナカードを使った確定申告ができない可能性

　国税庁は、オンライン経由でのマイナンバーカード方式および従来送信方式を用いた確定申告において、Apple M1チップ搭載Macが利用できない場合があると発表した。

　これらの方式ではカードの読み取りにICカードリーダライタが必要となるが、一部の機種がApple M1搭載Macをサポートしておらず、電子署名などが正常に利用できないため、手続きが行なえない可能性がある。ID・パスワード方式については利用できるため、リーダライタが非対応の場合はこちらの方式か書面での提出を検討してほしいとしている。ただし、ID・パスワード方式を利用するには、税務署で「ID・パスワード方式の届出」を提出する必要がある。

　また、申告書を印刷して書面提出する場合も、M1搭載機では一部プリンタが対応しておらず、申告書の印刷ができない場合があるとしている。