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気象庁、2021年1月よりWeb広告掲載を再開

 気象庁は16日、9月に一時停止したWeb広告掲載に関する調査結果を公開した。

 同庁では、ホームページでの持続的・安定的な情報提供の維持・推進を図るため、9月15日よりWeb広告の掲載を開始。しかし、基準に沿わない可能性のある広告が掲載されたとして、翌16日より掲載を一時停止していた。

 調査結果によれば、Web広告の掲載開始前にカテゴリや広告配信事業者の運用経験、テスト環境を通じてブロックを実施。さらに、掲載開始後は、目視や配信管理画面上の確認を通じて、43のWebサイトを順次ブロック。これは全体の0.09%に相当し、約1万5,000回表示された。

 気象庁では、基準に違反した広告の表示頻度や、掲載を停止した広告に関する報告について、同庁と事業者の間で認識の差があった点が原因で、再発防止に向けて掲載基準の遵守が確保できる掲載方法への変更や、事業者との十分なコミュニケーションを行なうことが必要だとしている。対策を実施した上で、2021年1月上旬ごろの広告掲載再開を予定している。