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3DMark、Fortniteなど実ゲームでの性能を推測可能に

 UL Benchmarksは26日(日本時間)、3Dベンチマークソフト「3DMark」をアップデートし、結果表示画面の機能を大幅に向上させた。

 これまで3DMarkの結果表示画面は、単純にスコアとそのスコアのもとになっているフレームレート、そしてベンチマーク実施時のCPU/GPUクロックや温度遷移を表示するだけであり、それだけを見ても参考価値が乏しかった。

 新しい結果表示画面では、そのスコアがほかの同じCPU/GPUのシステムと比較してどのぐらいのスコア差があるのか、すぐに確認できるようになり(これまではオンラインページにWebブラウザで飛んで比較)、コンポーネントが正しく動作しているのかどうかをすぐチェックできるようになった。

 また、3DMarkのスコアだけでは実際のゲームにおいてどのぐらいの性能を示すのか、これまでそのゲームを走らせるまで知る由もなかったが、今回は結果画面で新たに5つのゲームタイトルの、1080pおよび1440p Ultra画質セッティングにおけるフレームレートを推測可能となった。

 対応タイトルは「Apex Legends」、「Battlefield V」、「Fortnite」、「GTA V」、「Red Dead Redemption 2」の5つ。

 同社内部のテストによれば、3DMark Time SpyのGraphics Scoreの平均と、Fortniteのフレームレートは、ある一定の相関関係が認められたという。こうした相関関係が認められたタイトルにおいて、実ゲームのフレームレートを推測可能としたわけだ。

 なお、3DMark Advanced Editionは12月1日まで、85%オフの4.49ドルで販売されている。

3DMark Time Spy Graphics ScoreとFortniteフレームレートの関係