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アーク、ゲーミングなど幅広い用途をカバーする新BTOブランド「arkhive」を始動

arkhiveブランドの製品群

 パソコンショップアークは、BTOパソコンの新ブランド「arkhive」を発表した。本ブランドを冠した製品は本日6日より順次展開される。

 発表会では、パソコンショップアーク BTO-PC統括長の福田智氏より、新ブランドについて説明が行なわれた。

ゲーム用から一般向けまで幅広い用途をカバーするarkhive

パソコンショップアーク BTO−PC統括長 福田智氏
新ブランドとなるarkhive

 arkhiveは、目的にあわせた性能とカスタマイズ性を兼ね備え、ゲームやビジネス、コミュニケーションなどを快適に行なえるパソコンを提供していくブランド。hiveの部分は、「Hardware Interaction for the Vibrant Experience.(ハードウェアとともに歩む活気に満ちた経験)」の頭文字に由来する。

 最新パーツの迅速な投入だけでなく、さまざまな商品をカスタムメニューとして用意するほか、専門ショップスタッフによる高品質なパーツの組み上げ、24時間365日のサポート体制などが特徴。店頭で売っている一般的なパーツを使用することで、どのメーカーのどのパーツが組み込まれているかわかるのも強みだとしている。

 加えてゲーミングパソコンについては、プロゲーミングチームのSunSisterなど、プロゲーマーから得られたフィードバックの反映や、耐久性・安定性にこだわったパーツ選定により、快適なゲームプレイが可能な製品を提供できるとした。

 製品群は、分野に応じて、ゲーム向けの「GAMING」、クリエイター向けの「WORKSTATION/CREATOR」、オフィスや一般用向けの「BUSINESS」、ディープラーニングなどの特定の用途に特化した「SERVER」の4シリーズを展開。

 さらに顧客の要望にあわせたプロダクトラインナップとして、アークアキバBTOラボでのカスタム製造品となる「Custom」、短納期/即納モデルに相当する「Alternate」、プロゲーミングチームやパーツメーカーとのコラボモデルの「Alliance」、特別カスタムやコンセプトモデルの「Limited」を用意する。

 既存のゲーミングブランドCROYDONについては、arkhiveのGAMINGに移行されるほか、arkhiveブランドのノートパソコン製品については、現時点では投入はされないものの、今後は展開していきたいとした。

 会場では4機種を展示。ともに最新のRyzen 5000シリーズとGeForce RTX 30シリーズを組みあわせた構成を採用している。

 「arkhive Gaming Custom(GC-A5G37R)」は、Ryzen 5 5600X、32GBメモリ、GeForce RTX 3070、1TB M.2 NVMe SSD、750W 80PLUS Gold電源、Windows 10 Homeなどを搭載。価格は21万9,800円。

arkhive Gaming Custom(GC-A5G37R)

 「arkhive Gaming Alliance(GN-A7G37R)」は、Ryzen 7 5800X、32GBメモリ、GeForce RTX 3070、1TB M.2 NVMe SSD+3TB HDD、750W 80PLUS Gold電源、Windows 10 Homeなどを搭載。価格は25万9,800円。

arkhive Gaming Alliance(GN-A7G37R)

 「arkhive Gaming Custom(GC-A9G38Z)」は、Ryzen 9 5900X、64GBメモリ、GeForce RTX 3080、2TB M.2 NVMe SSD、1,000W 80PLUS Plstinum電源、Windows 10 Homeなどを搭載。価格は34万9,800円。

arkhive Gaming Custom(GC-A9G38Z)

 「arkhive Gaming Custom(GC-A9G39R)」は、Ryzen 9 5950X、64GBメモリ、GeForce RTX 3090、2TB M.2 NVMe SSD+4TB SATA SSD、1,000W 80PLUS Platinum電源、Windows 10 Homeなどを搭載。価格は57万9,800円。

arkhive Gaming Custom(GC-A9G39R)

 そのほか、開発中のコラボケースも展示されていた。

開発中のコラボケース

ゲームプレイ以外の面でも欠かせない高性能パソコン

プロゲーマーのCrazySam氏

 発表会後半では各パーツメーカーの担当者やプロゲーマーによるトークセッションも開催。はじめてパソコンを触ったときの話や今カスタマイズしたいパーツ、プレイしてきたゲーム、ゲーミングデバイスなどについてトークを繰り広げた。

 なかでも、SunSisterの「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)」部門で選手として活躍するCrazySam氏は、本タイトルの負荷が大きいことから、カスタムしたいパーツについてビデオカードを挙げた。加えて、動画編集も行なうため、大容量なSSDも魅力的だという。「あなたにとってのパソコンとは」との問いには、仕事だけでなくプライベートでのボイス/ビデオチャットや調べもの、映画や音楽鑑賞などでも活用しており、パソコンを普段触らない人にとってのスマートフォンと同じぐらい、大事で必要なものだと思っていると述べた。