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オウルテック、USB PD/QC入力対応のスタンド型Qi無線充電器などを発表

STANQi(OWL-QI10W05)

 株式会社オウルテックは14日、新製品発表会をオンラインにて開催した。Qi対応の無線充電器やモバイルバッテリなど、各種製品が発表されている。

 「STANQi(OWL-QI10W05)」は、Qi規格に対応したスタンド型の無線充電器。本体色はブラックとグレーの2種類で、価格はともに4,380円。

 0~90度までの間で自由に角度調整が可能なのが特徴。従来モデルから入力ポートがUSB Type-Cに変更され、Quick Chargeに加えてUSB Power Delivery(PD)にも新たに対応した。

 充電コイルを2つ内蔵し、縦置き/横置きのどちらでもスマートフォンを充電可能。Androidスマートフォンで一般的に利用される5W/10Wでの出力に加え、iPhone向けに7.5W出力もサポートする。

 本体サイズは約68.5×128.5×11.5mm(幅×奥行き×高さ、折りたたみ時)、重量は約124g。USB Type-A to Type-Cケーブルが付属するが、AC充電器は別途用意する必要がある。

STANQi(OWL-QI10W05)
OWL-LPB10015

 モバイルバッテリでは、18W USB PD出力に対応した容量10,000mAhの新製品「OWL-LPB10015」を発表。ブラックとホワイトの色を用意し、10月下旬の発売を予定。価格は追って公開するとしている。

 同容量帯のモバイルバッテリにおいて業界最小・最軽量クラスの製品だとしており、重量は172g。一方の側面にUSB Type-Cポート、もう一方にType-Aポートを備えた設計となっており、前者は入出力、後者は出力のみをサポートする。

ポータブル電源製品。OWL-LPBL100501(左)とOWL-LPBL52501(右)

 ポータブル電源製品については「OWL-LPBL100501」と「OWL-LPBL52501」の2機種を紹介。どちらもすでに販売中の製品で、価格はそれぞれ59,180円、39,380円。

 容量はそれぞれ100,500mAh、52,500mAhで、スマートフォンであれば前者で19回分、後者で10回分程度充電可能。ノートPCであればそれぞれ4.8時間程度、2.5~3時間程度利用できる。アウトドア用途だけでなく、災害時にも活用できるとしている。

 ともに合計250WのAC出力が可能で、入力はDCだけでなくUSB Type-Cもサポートする。出力ポートはOWL-LPBL100501の場合、AC 100V×2、USB Type-C(最大60W PD)、USB Type-A×3、DC(12/5A)×2、シガーソケット、無線給電(5W)を装備。OWL-LPBL52501の場合、AC 100V、USB Type-C(最大60W PD)、USB Type-A×3、DC(12/5A)を備え、シガーソケットは付属の変換ケーブルで対応する。

 本体サイズ/重量は、前者が約208×113×165mm(幅×奥行き×高さ)/約3.8kg、約120×120×206mm(同)/約2.5kg。

 また、高耐久なケーブル製品やUSB PD 45W出力に対応する折りたたみ式ソーラーパネル(開発中)のほか、同日Appleより発表された「iPhone 12」シリーズに対応したケースやガラスフィルムなどのアクセサリについてもあわせて発表されている。

25万回の屈曲試験をクリアしたUSB Type-A to Lightiningケーブル
巻き取り式のMicro USB/Type-C/Lightning 3in1ケーブル
開発中の折りたたみ式ソーラーパネル
たたむとショルダーバッグのように持ち運べる
iPhone 12シリーズ向けケース
高耐久ガラス保護フィルム