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Flashforge、内部が見える3Dプリンタ「Adventurer 3S」

Adventurer 3S

 APPLE TREE株式会社は8月28日、中国Flashforge製の3Dプリンタ「Adventurer 3S」を発売した。31日より出荷を開始する。直販価格は77,000円(送料込み)。

 シースルーの筐体を採用した日本限定モデル。プリンタ内部の様子を遠隔で監視できる遠隔カメラやフィラメント検出機能、2.8型液晶操作パネルなどを搭載する。3Dプリンタとしてのおもな仕様は通常モデル「Adventurer 3」と同等だが、Adventurer 3Sのみ限定特典としてUSBメモリが付属する。

 フィラメント検出機能は、プリント中にフィラメントが切れたさいに作業を一時停止し、新しいフィラメントが継ぎ足された時点でプリントを再開する機能。フィラメントは内蔵式。

 プリントヘッドのノズルはワンプッシュで取り外し可能。メンテナンス時の利便性を重視したとする。プリントするデータを格納する本体内蔵のメモリ容量は8GB。内蔵カメラは200万画素。Wi-Fi接続に対応する。

 プリント方式は熱溶解積層法でシングルヘッドプリンティング。最大プリント可能サイズは150×150×150mm。対応フィラメントはABS、PLAなど。ヘッド径は0.4mm、造形精度は0.05~0.4mm。プリント速度は10~100mm/s。ホットエンドは240度まで。消費電力は150W。

 対応データ形式は3MF、STL、OBJ、FPP、BMP、PNG、JPEGなど。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/10、macOS X、Linux。

 本体サイズは388×340×405mm。重量は9kg。