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Dynabook、8K映像編集/出力対応のノートシステム
2020年8月19日 12:28
Dynabook株式会社は、8K映像の編集を想定したクリエイター向けの「8K映像編集PCシステム」を発売した。
8K映像編集PCシステムは、15.6型ノートパソコンの「Z95」と外付けGPUボックスを組みあわせた製品。付属ソフトのMicrosoft Office Home & Business 2019およびAdobe Premiere Proの有無が異なる2モデルを用意する。
Z95は、Adobe RGBカバー率100%を謳う4K(3,840×2,160ドット)IGZO液晶を搭載し、高い色再現性を確保したパソコン。約1,425gの軽量筐体ながら、耐久性を高め、MIL-STD-810Gに準拠した試験をクリアしている。
外付けGPUボックスは、AKiTiO製のNode TitanにQuadro RTX 4000を内蔵したもので、8K映像の出力もサポート。Z95とはThunderbolt 3で接続し、編集環境を強化できる。重量は約4kgで、スタジオへの持ち込みなども可能だとする。
Z95のおもな仕様は、Core i7-10710U、32GBメモリ、1TB PCIe SSD、15.6型4K IGZO液晶、Windows 10 Proなどを搭載。
【お詫びと訂正】初出時に、Windows 10 Home搭載としていましたが、正しくはWindows 10 Proとなります。お詫びして訂正させていただきます。
インターフェイスは、Thunderbolt 3×2、USB 3.0×2、Wi-Fi 6、HDMI、Windows Hello対応顔認証/指紋センサー、microSDカードスロット、音声入出力などを装備。
本体サイズは約359×250×17.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.425kg。バッテリ駆動時間は約11時間。
外付けGPUボックスのインターフェイスは、Thunderbolt 3、USB Type-C、DisplayPort×3。なお、8K出力時は、USB Type-CとDisplayPortをHDMIに変換し、HDMIケーブル4本で8Kディスプレイと接続する。
本体サイズは約357×135×266mm(同)、重量は約4kg。