ニュース

Microsoft、2画面Android端末「Surface Duo」を9月に前倒し発売

Surface Duo

 米Microsoftは12日(現地時間)、2画面Android端末「Surface Duo」を9月10日より出荷開始すると発表した。

 Surface Duoは、2019年10月に発表され、2020年末の発売が予告されていた。一方、同時に発表された2画面Windows端末の「Surface Neo」についても、当初はSurface Duoと同時期の発売予定だったものが、2021年以降に延期されることが5月に発表されていた。

 Surface Duoは、SurfaceシリーズではじめてWindows以外となるAndroidを採用。2枚のパネルを備えた折りたたみ式となっており、折りたたむと5.6型画面、開くと2画面合計で8.1型相当で利用できるのが特徴。

 おもな仕様は、Snapdragon 855(2画面用に最適化)、メモリ6GB、ストレージ128/256GB、1,800×1,350ドット表示対応5.6型AMOLED×2、Android 10を搭載。

 インターフェイスは、1,100万画素カメラ×2、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、LTE(eSIM/Nano SIM)、USB Type-Cなどを装備。本体サイズは145.2×186.9×4.8mm(幅×奥行き×高さ、開いたとき)、重量は250g。バッテリ容量は3,577mAh。

 現時点では企業向けの販売となっているようで、ファームウェアレベルでの強固なセキュリティや、バーチャルデスクトップを使ったWindowsアプリの利用なども訴求されている。価格は1,399ドルより。

 米国以外での販売予定は不明。

【8月12日23時30分 仕様を追記】