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日本HP、1万円台の自動両面対応インクジェット複合機

HP ENVY 6020

 株式会社日本HPは、自動両面印刷に対応したインクジェット複合機「HP ENVY 6020」、「HP ENVY Pro 6420」を7月30日に発売する。税別直販価格は前者が11,800円、後者が15,800円。

 給排紙トレイを前面に設置したことで、スムーズな用紙の入れ替えを実現。給紙トレイの表面にステータスライトを配置し、印刷状況を把握しやすいようにした。また、モバイルアプリ「HP Smart」と「スマートタスク」に対応し、スマートフォンなどから印刷/スキャン/コピーの操作が可能なほか、頻繁に行なう作業の手順を簡略化できる。

 このほか、ネットワークに参加していなくても、無線LANを通して最大5台までのデバイスから同時に接続して印刷する機能や、FacebookやDropboxなどのデータを直接印刷する機能を搭載する。

 HP ENVY 6020は印刷、スキャン、コピーに対応。プリンタ部のおもな仕様は、対応用紙がA4、解像度が4,800×1,200dpi、インクが4色、印刷速度がモノクロ10ppm/カラー7ppmで、自動両面印刷に対応。モノクロまたはカラーいずれかのカードリッジだけでも印刷できるシングルカードリッジモードに対応する。スキャナ部のセンサーはCISで、解像度は1,200×1,200dpi。

HP ENVY Pro 6420

 HP ENVY Pro 6420では、スキャナ部に35枚のADFを搭載。そのほかの機能は共通。

 インターフェイスはUSB 2.0、IEEE 802.11b/n対応無線LAN。本体サイズおよび重量は、HP ENVY 6020が432.5×361.1×132.1mm(幅×奥行き×高さ)/約5.22kg、HP ENVY Pro 6420が432.5×361.1×174mm(同)/約6.16kg。