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Intel、3D検出精度が2倍になった「RealSenseカメラ」新モデル

 Intelは16日(現地時間)、深度計測が可能なカメラ「RealSense Depth Camera D455」を発表した。予約価格は239ドル。

 深度センサーとRGBセンサー用のグローバルシャッターを搭載し、2つの異なるデータストリームの通信を強化。深度センサーは95mm間隔で配置され、従来のD400と比較して2倍の精度を実現。4m以内では2%以下の深度エラーを達成したという。

 また、深度センサーとRGBセンサーを同じ固定具のに配置させたことで、色と深度の整合性を向上させ、深度センサーとRGBセンサーが同じ視野を持つようにしたことで、深度と色の相関性を向上させた。

 さらに、IMUを内蔵し、カメラが動いている状況でも正しく奥行きを認識できるようになった。

 開発は従来と同様、SDK 2.0を用いて行なう。既存のコードベースを活用できるため、開発時間をほとんどかけずにアップグレードできるとしている。