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Google Pixel、バッテリ改善や就寝サポートなどの機能強化アップデート

 Googleは、6月1日(米国時間)よりPixelシリーズに対し新機能のロールアウトを開始した。今後数週間かけてすべてのPixelシリーズに対して配布される。

 今回の更新では、Pixel 2以降に搭載されている「Adaptive Battery」機能が強化。この機能は使用頻度の低いアプリの電池消費量を抑えるものだが、今回バックグラウンドの動作をさらに抑制することでバッテリ駆動時間を延長する。

 時計に搭載されている「ベッドタイム(就寝時間)」機能は、ユーザーの睡眠スケジュールを一定に保つのに有効なもの。就寝時間を過ぎたあとにスマートフォンを使用していると、どのアプリに対しどのぐらいの時間を費やしているのかをスナップショットで確認できる。また、好きな音楽を目覚ましとして設定したり、「Sunrise Alarm」で徐々に明るい画面にして目覚めることも可能。

 Googleアシスタントでは、新たにレコーダーとDocsが制御可能となった。たとえば「OK Google、私の会議を録音して」といった指示に応答できるようになった。この機能は現在Pixel 4のみで、英語版のみ提供される。

 また、これまでPixel 4にのみ搭載されていた「Personal safety」機能は、全機種に実装される。この機能では、一人でハイキングに出かけたさいにちゃんと戻っているかどうかをチェックして安全を確認したり、指定されたチェックイン時間にレスポンスがない場合は、緊急連絡先に緊急メッセージを送信したりできる。

 このほか、自動車事故を自動的に検知する機能も、これまでPixel 4のみ搭載していたが、新たにPixel 3に搭載された。