ニュース
富士通、親指シフトキーボードやOASYSを販売終了
2020年5月19日 14:26
富士通株式会社は、親指シフトキーボード3製品、および日本語ワープロソフト「OASYS V10.0」、日本語入力ソフト「Japanist 10」の販売を2021年中に終了し、2024年または2026年にサポートを終了すると発表した。
同社は1980年5月に日本語ワープロ「OASYS100」を発表して以来40年間、親指シフトキーボードおよび日本語ワープロ・入力製品を提供してきたが、昨今はJIS配列キーボードがデファクトスタンダードとなっており、親指シフトの機能優位性を十分に訴求できない状況が続いた。
これまでも事業継続のための効率化や値上げといった施策を講じてきたが、このたびやむなく親指シフト関連商品の販売、サポートを終了することを決定したという。
親指シフトキーボードは、PS/2接続の「FMV-KB613」、USB接続の「FMV-KB232」、および企業向けノートPCカスタムメイドオプション「FMCKBD09H」の3製品。このうちFMV-KB613/KB232は2021年5月に販売終了し、2026年6月にサポート終了。FMCKBD09Hは2021年3月に販売終了し、2026年4月にサポート終了する。
日本語ワープロのOASYS V10.0は2021年5月に販売終了し、サポート終了時期は2024年5月。日本語入力ソフトの「Japanist 10」は2021年5月に販売終了し、サポート終了時期は2026年6月となる。