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Microsoft、2020年第3四半期はクラウド部門が好調で15%売上増

Microsoft 365

 米Microsoftは29日(米国時間)、2020年度第3四半期(2020年1月~3月期)の決算を発表した。

 これによると前年同期比で、売上高が15%増の350億2,100万ドル、営業利益が25%増の129億7,500万ドル、純利益が22%増の107億5,200万ドル、希薄化後の1株あたりの利益は23%増の1.4ドルとなっている。

 商用クラウドが前年同期比39%増の133億ドルの売上となるなど、クラウド部門が好調。部門別売上では、Productivity and Business Processesが同15%増の117億4,300万ドル、Intelligent Cloudが同27%増の122億8,100万ドル、More Personal Computingが同3%増の109億9,700万ドルをそれぞれ記録した。

 新型コロナウイルスによる業績への影響は最小限だとしており、中小企業でのライセンスの減速やLinkedInや検索などでの広告費減少がみられたものの、在宅勤務や自宅学習の機会が増えたことで、とくにMicrosoft 365などクラウドサービスの利用が拡大。ゲーム部門についても外出規制の影響がプラスに働いているとしている。