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ASUS、キーボード奥にも液晶を配したデュアル画面の14型ノート「ZenBook Duo」

ZenBook Duo

 ASUSは、キーボード奥に12.5型の横長ディスプレイ「ScreenPad Plus」を備えた14型ノートPC「ZenBook Duo」を5月7日に発売する。価格はCore i5搭載モデルが182,800円、Core i7搭載モデルが219,800円。

 2019年8月に投入した15.6型+14.09型のデュアル画面ノート「ZenBook Pro Duo」の下位モデルにあたり、液晶が14型+12.61型となり、より購入しやすい価格帯となった。上の画面を使いながら、キーボード奥の画面「ScreenPad Plus」に別の内容を表示でき、クリエイティブアプリのツール類やパレット類、ビデオ編集や音楽編集ソフトのタイムラインを表示しておける。

 また、2つの画面を1つとして利用する「View Max」や、ScreenPad Plusを3つのブロックにわけて表示できる機能、メインディスプレイとの表示内容を瞬時に切り替えるタスクスワップ、ScreePad Plusにアプリを起動するショートカットを並べるランチャー、手書き入力などが利用できる。

ScreePad Plus

 CPUとGPUの放熱性を高めるために2つのファンを備え、冷却性を向上させたほか、2画面搭載ながら厚さを20.4mm、重量を1.66kgに抑えた。落下や衝撃、耐震、高度、高湿度といった環境下で耐久性を高め、米軍の軍用規格「MIL-STD 810G」に準拠する。

 このほか、スマートフォンと連携し、ハンズフリー通話や画面拡張、表示内容のミラーリング、リモートのファイルアクセスやファイル転送が可能なユーティリティ「Link to MyASUS」が付属する。

 下位の「UX481FL-HJ118T」は、CPUにCore i5-10210U、メモリ8GB、ストレージに512GB SSDを搭載。

 上位の「UX481FL-HJ122T」は、CPUにCore i7-10510U、メモリ16GB、ストレージに1TB SSDを搭載。

 そのほかの仕様は共通で、GPUにGeForce MX250(NVIDIA Optimus対応、2GB)、液晶に1,920×1,080ドット表示対応14型+1,920×515ドット表示対応12.61型、OSにWindows 10 Homeを搭載する。

 インターフェイスは、USB 3.1×2(うち1基はType-C)、USB 3.0、HDMI出力、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、92万画素カメラ(IRカメラ対応)、microSDカードリーダ、音声入出力などを搭載する。

 バッテリは4セルリチウムポリマーで、駆動時間は約13.9~14.3時間。本体サイズは323×223×20.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.66kg。