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Windows向けIntel Graphics Driverに権限昇格などの脆弱性

 米Intelは10日(米国時間)、同社製プロセッサの内蔵GPU用ドライバ「Intel Graphics Driver」に関する複数の脆弱性を報告した。

 脆弱性の悪用により、権限昇格やサービス運用妨害(DoS)、情報漏えいなどの攻撃を受ける可能性がある。対象となっているのは、第3~10世代Intelプロセッサを搭載したWindows 7以降のシステムで、ドライババージョンが「15.40.44.5107」、「15.45.29.5103」、「26.20.100.7584」、「15.33.49.5100」、「15.36.38.5117」以前のもの。

 同社では危険性を低減するアップデートをすでに提供しており、最新版のドライバを適用するよう勧めている。