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Fractal Design、拡張性/メンテナンス性を向上させた「Define 7」シリーズ
2020年2月21日 13:47
株式会社アスクは、Fractal Design製のミドルタワーPCケース「Define 7」およびフルタワーケース「Define 7 XL」を28日より発売する。標準のサイドパネル採用の「Solid」と強化ガラスパネルの「TG」をそれぞれの機種で用意。店頭予想価格は、Define 7 Solidが25,300円、Define 7 TGが27,500円、Define 7 XL Solidが33,000円、Define 7 XL TGが35,200円前後の見込み。
両製品ともに、従来モデルの「Define 6」シリーズのデザインを踏襲しながら、設計に改良を加え、より高い拡張性とメンテナンス性を実現したPCケース。パーツ構成にあわせて、エアフローを確保できるオープンレイアウトと多数のストレージを搭載できるストレージレイアウトが選べる「デュアルレイアウト」構造も引き続き採用する。
ケースファン取りつけ部分に2.5/3.5インチドライブを装着できるマルチブラケットを装備。オープンレイアウト時は2.5/3.5インチ×3、2.5インチ×2が搭載できるが、ストレージレイアウト時はオプションのドライブ用アクセサリと組みあわせると、最大で2.5/3.5インチ×14、2.5インチ×4まで搭載可能となる。
左右のサイドパネルは脱着が容易なラッチ構造となっているほか、天面のフレームを取り外してケース内部へアクセスが可能となった。高密度の防音素材やダストフィルターも各所に備え、静音性やメンテナンス性の向上が図られている。
おもな仕様はDefine 7シリーズの場合、対応フォームファクタがExtended ATX(幅285mmまで)/ATX/microATX/Mini-ITX。ストレージベイは標準時で5インチ、2.5/3.5インチ×3、2.5インチ×2。CPUクーラーは最大高185mm、拡張カードが最大長491mm、電源は最大長250mmのものまでサポートする。
ケースファンは天面および前面が120/140mm×3、底面が120/140mm×2、背面が120/140mm。ラジエータは最大で、天面が420mm、前面が360mm、底面が280mm、背面が120mmまでのものを装着可能。標準で140mmファン「Dynamic X2 GP-14」を前面に2基、背面に1基搭載する。
インターフェイスはUSB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、USB 2.0×2、音声入出力を備える。
本体色はブラック、ブラック/ホワイト、グレー、ホワイトの4種類で、TGモデルの場合はこの4色にそれぞれライトまたはダーク、クリア、ライト、クリアのガラスが組みあわせられる。本体サイズは240×547×475mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13.49kg(TGは13.45kg)。
Define 7 XLシリーズの場合、対応フォームファクタがSSI-EEB/SSI-CEB/EE-ATX/Extended ATX/ATX/microATX/Mini-ITX。ストレージベイは標準時で5インチ×2、2.5/3.5インチ×6、2.5インチ×2。CPUクーラーは最大高185mm、拡張カードが最大長549mm、電源は最大長250mmのものまでサポートする。
ケースファンは天面および前面が120mm×4または140mm×3、底面が120/140mm×2、背面が120/140mm。ラジエータは最大で、天面および前面が480mm、底面が280mm、背面が120mmまでのものを装着可能。標準で140mmファン「Dynamic X2 GP-14」を前面に2基、背面に1基搭載する。
インターフェイスはUSB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、USB 2.0×2、音声入出力を備える。
本体色はブラックのみ(TGモデルのガラス色はライトまたはダーク)。本体サイズは240×604×566mm(幅×奥行き×高さ)、重量は16.53kg(TGは16.64kg)。