ASRock、第3世代Threadripper向けTRX40チップセット搭載マザー

TRX40 Creator(左)とTRX40 Taichi(右)

　ASRockは、第3世代Ryzen Threadripper向けの「TRX40」チップセットを搭載したマザーボード「TRX40 Creator」および「TRX40 Taichi」を発表した。発売日や価格については未定。

　両製品ともに、本日(7日)AMDが発表した第3世代Ryzen Threadripperに対応するTRX40チップセットを搭載したマザーボード。クアッドチャンネル駆動をサポートするDDR4メモリスロットやPCI Express 4.0スロットなどを共通で備える。なお、ソケットが従来のSocket TR4から「Socket sTRX4」へ変更されたため、第2世代以前のThreadripperとの互換性はない。

　TRX40 Creatorは、PCI Express 4.0接続のM.2 SSDをサポートする「Hyper M.2スロット」を3基搭載したマザーボード。最大64Gbpsの超高速転送が可能で、各スロットにヒートシンクが付属する。

　Quadro SLIの完全サポートに加え、ネットワークインターフェイスとして、10Gigabit Ethernet(AQUANTIA製)やWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)などを備える。

　TRX40 Taichiは、従来より高品質なデジタル電源フェーズや90AのDr.MOSテクノロジーを採用し、CPUへのスムーズな電力供給を可能としたマザーボード。デュアル冷却ファンと大型アルミニウム合金製ヒートシンクによって高い冷却性能を発揮する。

　20Gbpsの転送速度を実現するUSB 3.2 Gen2 x2ポートに加え、PCI Express 4.0接続のM.2 SSDを4枚装着できる拡張カード「Hyper Quad M.2カード」が付属する。