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Fractal Design、柔軟性の高いケーブルを採用した静音電源ユニット

Ion+シリーズ

 株式会社アスクは、Fractal Design製の電源ユニット「Ion+」シリーズ4モデルを8月9日に発売する。価格はすべてオープンプライス。

 ラインナップおよび税別店頭予想価格は、560Wモデルが17,000円前後、660Wモデルが18,500円前後、760Wモデルが2万円前後、860Wモデルが21,500円前後の見込み。

 独自の「UltraFlexケーブル」を採用し、専用設計の絶縁体と高密度に編み込まれたケーブルにより、効率や電流容量を犠牲にせず、導体をわずか直径0.08mmに抑え、競合製品の約半分の厚みを実現。簡単に曲げたりねじったりでき、配線を容易にするとしている。

 いずれも80PLUS Platinum認定を取得し、高い変換効率を実現。背面のスイッチで動作が切り替えられる「Zero RPM」モードに対応し、低負荷時にはファンが停止し、高負荷時でもカスタム設計の「Dynamic X2 140mmファン」の低速回転により優れた静音性を維持できるという。

 コンデンサは日本メーカー製の105℃品を採用。フルモジュラー設計、150mmの奥行きなども特徴としている。

 560Wモデルの各ラインの出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが46.6A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3A。コネクタはメイン用24ピン×1、12V補助用4+4ピン×1、PCI Express用6+2ピン×4、SATA用15ピン×6、ペリフェラル用4ピン×4。

 660Wモデルは、上記から+12Vを55Aに強化し、コネクタとしてSATA用15ピンを4基増やした。

 760Wモデルは、660Wモデルから+3.3Vと+5Vを22A、+12Vを63.3Aに強化。コネクタは660Wモデルから12V補助用8ピン×1、PCI Express用6+2ピン×2を追加。

 860Wモデルは、760Wモデルからさらに+12Vを71.6Aに強化。コネクタは760Wモデルと共通。