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OPPO「Reno 10x Zoom」は創造力を引き出すスマートフォン
~FeliCa端末やそのほかのReno端末は年内発表見込み
2019年7月3日 18:29
オッポジャパン株式会社は3日、製品発表会を開催し、SIMロックフリーの6.65型Androidスマートフォン「Reno 10x Zoom」を12日より発売することを発表した。本稿ではその模様をお伝えする。
製品の詳細については、既報(OPPO、光学10倍&48MPカメラとSD855搭載6.65型スマホ「Reno 10x Zoom」)を参照されたい。
発表回にはオッポジャパン株式会社 代表取締役 鄧宇辰(トウ・ウシン)氏、OPPO グローバルマーケティングマネージャー デレク・ソン氏らが登壇。
OPPOは世界各国のキャリアと提携し、5Gのカウントダウンイベント開催するなどの取り組みを行なっているが、5GだけでなくAIや映像、クラウドなどの新技術に対しても精力的に技術開発に取り組んでおり、モバイルデバイスセンターを設立し、年間で100億人民元を投資、1万人規模の研究チームを抱えているという。
トウ氏は、同社は「万物の融合」を目指し、モノとモノだけでなく情報も融合して、1つのエコシステムの構築を目指していると述べ、スマートフォン以外のスマート機器などにも展開していきたいとの意向を示した。
ただし、同社の「消費者のニーズがあると“思われる”ものは作らない」という理念に沿い、憶測ではなく確実に市場ニーズがあると判断してから製品を開発、投入すると述べ、投入時期は他社ほど早くない可能性はあるが、前述のように投資を続けており、成果を披露できるときが来ると語った。
なお、現在国内のSIMフリー端末市場においては、シェアが10%程度で、第4位につけていることを明かし、チャネル市場の開拓や、消費者へのブランド認知度の向上に努めていきたいとした。
ソン氏は、Renoシリーズは創造性を引き出すということをテーマとした製品であると紹介し、若者やクリエイター向けのものであると説明。
Renoシリーズの中でも今回の10x Zoomは高スペック/高価格帯の製品となるが、シリーズ初の国内投入にふさわしい、シリーズを代表する端末として投入に至ったと述べた。
なお、Renoシリーズのそのほかのミドルレンジ製品などは2019年内に別に投入予定であるという。
予告していたFeliCa対応スマートフォンの投入については、間もなく発表予定であることも明かされた。
オッポジャパン株式会社 プロダクトマネージャーの中川裕也氏は、Reno 10x Zoomの特徴などについて説明を行なった。
以下に会場の実機を用いた撮影サンプルを掲載するが、ガラス越しの撮影+かなり不安定な持ち方での撮影だったため、手ブレしていることを予めお断りしておく。後日改めて製品レビューを行なう予定のため、細かな機能などについてはそちらで確認いただきたい。