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Amazon、Cortex-A53コアとなりAlexaに対応した7型タブレット「Fire 7」
2019年5月17日 10:05
アマゾンジャパン合同会社は、Alexa対応のFire OS搭載7型タブレット「Fire 7」の販売を開始した。ストレージ16GBモデルが5,980円、32GBモデルが7,980円で、6月6日より出荷開始予定。
2017年6月に発売されたFire 7の後継機で、 SoCは従来のMediaTek製「MT8127」(Cortex-A7 1.3GHz×4、Mali-450 MP4)から、「MT8163V/B」(Cortex-A53 1.3GHz×4、Mali-T720 MP2)となり、上位の「Fire HD 8(2018)」と同等になった。ただし開発者向け情報において、Fire HD 8は64bitと明記しているものの、Fire 7は32bitモードで動作しているという。
ストレージ容量は16GBと32GBにそれぞれ倍増した。また、Alexaのハンズフリーモードを利用できるのも特徴で、Wi-Fi接続時であれば画面が待機中の状態から、Alexaと呼びかけるだけで、音楽を聴いたり、天気や最新ニュース、スポーツの試合結果、レシピの確認、ビデオ通話などが行なえる。Alexaをオフにして使うこともできる。
自社によるランダム落下試験において、iPad miniに対して2倍の耐久性を確認したとしており、落下だけでなく日常に起こりうる摩擦や傷に対しての耐久性も備えているという。内蔵バッテリにより、最大7時間の読書/音楽/TV番組/映画の視聴/Web閲覧が可能。
ディスプレイはIPSパネルを採用し、解像度は1,024×600ドット(171ppi)。インターフェイスは、充電を行なうMicro USB 2.0ポート、microSDカードスロット(512GBまで認識)、IEEE 802.11n無線LAN、200万画素前面/背面カメラ、モノラルスピーカー、マイク、ステレオミニジャックなどを備える。
本体サイズは115×192×9.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は286g。オプションとしてFire 7純正カバー(2,690円)も用意されている。
Fire 7キッズモデル
また、Fire 7を子供向けにカスタマイズした「Fire 7キッズモデル」も販売し、同日出荷予定。価格は11,980円。
こちらはストレージ容量が16GBまでで、本体を落下などから保護するスタンド型カバー(色はブルーまたはピンク)が付属しており、タブレットが破損/故障した場合でも、2年間の限定期間内であれば無償取り替えに応じるサービスも付帯する。このほか、Amazon FreeTime Unlimitedの1年間使い放題もを利用できる。