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Dell、2019年は増収減益

 米Dell Technologiesは、2019年第4四半期および通年の業績発表を行なった。

 米国会計基準(GAAP)に基づく第4四半期の売上高は前年同期比9%増の238億ドル、営業利益は前年同期は6,900万ドルの損失だったが、今期は3億3,100万ドルのプラスとなった。通年では、売上高が前年比15%増の906億ドル、営業損失は同92%減の1億9,100万ドルを記録した。

 ビジネスユニット別の同四半期売上高では、インフラストラクチャ ソリューション グループ(ISG)が前年同期比10%増の99億ドル、クライアント ソリューション グループ(CSG)が同4%増の109億ドル、VMWareが同17%増の26億ドルとなった。通年では順に、前年比19%増の367億ドル、同10%増の432億ドル、同14%増の91億ドルと、すべてのビジネスユニットで2桁台の成長を記録している。

 同社CFO(最高財務責任者) トム・スウィート氏はリリースにて、「3つのビジネスユニットのすべてにおいて、通年で2桁台の売上アップとポートフォリオのシェア増加を達成したことを含め、第4四半期および2019会計年度もすばらしい勢いで堅調な財務実績を挙げられたことをうれしく思います」と述べている。